活動日誌−服部こうき

【23.05.15】鈴鹿市内にある県立杉の子特別支援学校が肢体不自由のある児童生徒を受け入れることに でも送迎バスには車椅子に対応するリフトがない

入学を希望する保護者が車椅子によるバスでの通学について問い合わせると、亀山を走る送迎バスには車椅子に対応するリフトがないので、リフトのついた送迎バスが走っている鈴鹿市内の乗降場所に来てもらうしかないという回答だったという。

5月に入って障がいのある子どもを育てている保護者の方から相次いで相談があった。
まず、1つは鈴鹿市にある特別支援学校に子どもを通わせたいという保護者の方からの深刻な相談。
鈴鹿市にある県立杉の子特別支援学校が、令和5年度から鈴鹿亀山地域の肢体不自由のある児童生徒の受入を始めた。
そしてこの学校の送迎のためのバスが1台亀山市を走っている。

これまでこの地域の肢体不自由のある児童生徒は、津市の県立城山特別支援学校まで通わなくてはならなかったが、ようやく鈴鹿市内に肢体不自由のある児童生徒を受け入れる特別支援学校ができ、通学時間が短縮され保護者にも喜ばれている。

問題はここから。
入学を希望する保護者が車椅子によるバスでの通学について問い合わせると、亀山を走る送迎バスには車椅子に対応するリフトがないので、リフトのついた送迎バスが走っている鈴鹿市内の乗降場所に来てもらうしかないという回答だったという。
保護者の方は、「そこまで行かなければならないのなら学校まで送っていっても大差ない。」と言われた。
しかし毎日、それができるわけがなく入学を諦めて従来通りの県立城山特別支援学校まで通わなくてはならないのかという相談だった。

つまりは昨年度に、「肢体不自由のある児童生徒を受け入れるため」の「体制づくり」を行ってきたわけで、肢体不自由のある児童生徒を受け入れるのだからリフト付きの送迎バスも当然、今年度から走らせるように準備するべきものだ。

この保護者の方は、「私の子どもだけのためにというのは無理ですよね」と言われた。
そこで、子どもの権利条約の「適切な支援を受ける権利」、「障がいのある子どもや外国人の子どもが自分らしく生き、社会に参加して交流ができるように、その子どもに合わせた支援を受けることができる」を紹介し、あなたが求めているのは当然の権利だということを伝えた。

しかし、今年度から肢体不自由のある児童生徒の受け入れを決めながら、それに対応する送迎バスを走らせていないというのは、明らかにおかしい(4台の送迎バスの内、3台は鈴鹿市を走りそのうち1台はリフト付き)。

そこで早速、県立杉の子特別支援学校のHPを読んだ。
そこには、「令和4年度 学校マネジメント」があり、「(4)現状と課題」、「学校運営等」では、「令和5年度に鈴鹿亀山地域の肢体不自由のある児童生徒を受け入れるため、鈴鹿・亀山それぞれの市教育委員会と連携して、情報発信に努めると共に、受け入れに向けての体制づくりを行う必要がある。」と書いている。

つまりは昨年度に、「肢体不自由のある児童生徒を受け入れるため」の「体制づくり」を行ってきたわけで、肢体不自由のある児童生徒を受け入れるのだからリフト付きの送迎バスも当然、今年度から走らせるように準備するべきものだ。

その時に思い浮かんだのが吉田あやか県議 早速、対応してもらうことになった

亀山市教育委員会に聴くと、市教育委員会として当然、リフト付きの送迎バスを求めており、学校や県に対して早期に実施するよう強く求めていくと回答した。

結局は県立学校なので県の教育委員会に求めることになる。
その時に思い浮かんだのが吉田あやか県議だ。
ご存じの通り、日本共産党の唯一の県議だ。
早速、対応してもらうことになった。
たとえ1議席でも党の議席を確保できたことが生きてきた。

吉田あやか県議とタイアップして何としてもリフト付きの送迎バスを亀山で走らせることを実現させたい。

もう一つの相談については後日、報告したい。

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