活動日誌-服部こうき
【18.09.04】日経ビジネス 8月20日号 「特集 リニア新幹線 夢か、悪夢か」を読んだ
台風の接近で思わぬ時間ができたので知人から紹介してもらった日経ビジネス8月20日号を読んだ
台風が駆け足で去った。
台風のテレビ報道でいつも思うのが民放の現場からのレポートだ。
「立っていることができないほどの風です」等と言いながら海岸付近の危険な場所からレポートをしている。
そしてキャスターは決まったように「危険ですから絶対に海岸には近づかないでください」等と言う。
何とも説得力のない話だ(NHKは安全な屋内などからのレポートなので安心して見られる)。
さて、台風の接近で思わぬ時間ができたので知人から紹介してもらった日経ビジネス8月20日号を読んだ。
読んだのは、「リニア新幹線 夢か、悪夢か」という特集で、パート1が「陸のコンコルド」、パート2が「第3の森加計問題」、葛西名誉会長のインタビューを挟んで、パート3が「国鉄は2度死ぬ」という結構、ボリュームのあるものだ。
「俺はリニアには乗らない。だって、地下の深い所だから、死骸も出てこねえわな」
全部は紹介できないのでごく一部を紹介したい。
パート1の「陸のコンコルド」の中頃の部分「開発トップがダメ出し」から
『(前略)だが、そんな短時間の試乗で「いける」と思い込むのは危険な素人考えだとJR東日本元会長の松田昌士は言う。
国鉄時代からの経験を基にこう話す。
「歴代のリニア開発のトップとつき合ってきたが、みんな『リニアはダメだ』っていうんだ。
やろうと言うのは、みんな事務屋なんだよ。」
高価なヘリウムを使い、大量の電気を消費する。トンネルを500キロで飛ばすと、ボルト一つ外れても大惨事になる。
「俺はリニアには乗らない。だって、地下の深い所だから、死骸も出てこねえわな」(松田)(以下略)』
旧国鉄のトップの発言だけに重みがある。
興味のある方はお読みください。