市議団の動き−申し入れ・質疑、質問通告など
【19.09.28】9月議会が終わる 党議員団の反対討論
7議案(会計年度任用職員制度2議案、教育・保育の無償化3議案、決算2議案)に反対
9月議会が27日に閉会しました。
党議員団は7議案(会計年度任用職員制度2議案、教育・保育の無償化3議案、決算2議案)に反対し、討論に立ちました。
反対討論の全文は以下の通りです。
反対討論
一般会計決算の賛成討論に草川議員が立ったのですが、不可解な発言がありました。
14億円も繰り越しをした亀山駅周辺整備事業の決算について「繰り越しを議会が可決したのだから繰り越したことを反対の理由にするべきではない」というものですが、これはおかしな意見です。
議会による決算の認定は、歳入歳出予算の執行の実績を確認し、その執行の適否を審査するもの
決算の認定に付される議案はすべて過去に議会で可決された予算です。
そのことをもって「認定に反対する理由にすべきではない」とすれば、およそ決算はすべて「認定」すべきものであり、「認定しない」ものはないことになります。
これでは何のために決算議会があり審査するのか全くわからなくなり、議会の存在を否定するものです。
「議会による決算の認定は、歳入歳出予算の執行の実績を確認し、その執行の適否を審査するもの」(「やさしい地方財政(地方財政制度研究会)(株)ぎょうせい発行」)
つまり、執行の実績によって適否(認定と非認定)があるということです。
今回の亀山駅周辺整備事業の予算の執行率が10.2%であり、翌年度へ14億円も繰り越したことは十分に「認定しない」ことの理由になるのです。