市議団の動き−お知らせ

【17.09.26】本会議での反対討論 図書館の基本計画策定の補正予算と市道認定 反対7人、賛成10人

市の重要な施設をこれほど乱暴なやり方で移転を決めたことは過去に記憶がありません

日本共産党を代表して、議案第77号平成29年度亀山市一般会計補正予算(第3号)及び議案第78号市道路線の認定について反対の立場で討論します。
 まず、議案第77号です。
今回の補正予算は、亀山駅前への移転を決めた図書館の整備事業費620万円です。
内容は、計画策定支援委託料550万円、報償費46万円などで基本構想に基づいてつくる基本計画等の策定費用です。
 反対する理由は、今回の補正予算が「駅前移転ありき」で、市民への説明も意見を聞くこともなく移転を決定したことです。
 市の重要な施設をこれほど乱暴なやり方で移転を決めたことは過去に記憶がありません。
こうした経緯で決定された「駅前移転」を前提とした計画の策定等の補正予算は認めることはできません。

4Aブロックの優良建築物等整備事業の前提となる2ブロックの事業の成否がはっきりしないのに、この市道認定が出されているということです

次に議案第78号市道路線の認定です。
この市道は、亀山駅前整備事業に伴うもので、第3ブロックと第4ブロックの間の道路を市道として新たに認定し、4Aブロックの優良建築物等整備事業を行うというものです。
この優良建築物等整備事業については、3月議会で松本建設部長が、「現在、第2ブロックの方々につきましては、事業を進めるに当たりまして、移転先や仮住居等、そういったものを課題にされている方が見えますので、そうしたものを解決する候補として計画することが可能になるというふうに考えて」いるとし、2ブロックの方の移転先や仮住居等としてこの事業があると答弁し、その後の議会での答弁でも変更はありません。
さらに、この2ブロックの再開発事業が成り立つかどうかのカギを握る保留床の処分が、これから作成する基本計画を立てる中でしか明らかにならないという状態です。
 つまり、4Aブロックの優良建築物等整備事業の前提となる2ブロックの事業の成否がはっきりしないのに、この市道認定が出されているということです。
この先、2ブロックの収支が合わないということになれば、この市道の建設はムダな事業になるということです。
 これまでの答弁通りならば、2ブロックの成否が明らかになってから出すべき議案であり、これまでの答弁を無視して出してきたのであれば、重大な議会軽視といわざるを得ません。
 以上のような理由により、この市道の認定には反対するものです。
 議員各位のご賛同を求め討論とします。

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