活動日誌−服部こうき

【26.07.08】静岡県知事がリニア着工を容認する発言 だが、危険を冒してまで進める工事ではないことは明らかだ

トンネル工事に携わっている技術者たちが口を揃えて「トンネルは掘ってみないとわからない」と

静岡県知事がリニア着工を容認する発言をし、一見知事や櫻井市長が歓迎のコメント出している。

しかし、最大の難関である南アルプス地下(最大で地下1,400mで、トンネル工事としては国内で例のない深さ)を通るトンネル工事は、トンネル工事に携わっている技術者たちが口を揃えて「トンネルは掘ってみないとわからない」(例えば南アルプストンネルは、地下1,400mだから事前に地質全体を詳細に調べることが困難なためだ)というように、南アルプスの自然や生態系、大井川流域の「命の水」に影響を与えることなく工事ができる保証はどこにもない。

掘ってみたがうまくいかなかったでは済まない問題だ。

やはり、危険を冒してまで進める工事ではないことは明らかだ。

今後、建設が進んでいくが、開業時期や膨らむコストなど課題も多い

一見知事や櫻井市長は自分が責任を負う地域で、こういう事態が起きることが想定されても「歓迎する」と言うのだろうか。

追記
朝日新聞が7月7日付けで「リニア着工、静岡知事が容認表明 なお見通せない開業、膨らむコスト」という記事を書いているので紹介したい。
『 リニア中央新幹線の工事で、唯一着工できていない静岡工区について、静岡県の鈴木康友知事が7日、着工を認める方針を表明した。
今後、建設が進んでいくが、開業時期や膨らむコストなど課題も多い。
 (中略)ただ、そのリニアを走らせるための建設工事をめぐっては、これまでも予期しなかった事態が起きている。
2024年には、岐阜県瑞浪市では周辺の井戸やため池の水が枯れ、東京都町田市では住宅地の庭に水や気泡がわき出る現象が発生。
翌25年には、東京都品川区内のリニア中央新幹線トンネル工事現場近くで道路が隆起した。
今後南アルプストンネルの工事が始まるが難関と言われており、より慎重な工事が必要となる。』

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