活動日誌−服部こうき
【26.05.28】市長の定例記者会で4月からの中学校給食を「民間事業者と連携した教育環境向上の新たな取り組み」として自慢
これまでの経緯を振り返れば、やむなく外部調理委託=民間事業者となったことは明らかだ
5月26日に市長の定例記者会見が行われた。
この中で、「民間事業者と連携した教育環境向上の新たな取り組みについて」として次のような発言があった。
「亀山市では、先月13日から、亀山中学校と中部中学校において県内で初めてとなる民間給食センターを活用した全員喫食制給食を開始し、市内全小・中学校で共通の献立となる給食を児童・生徒へ提供しています。」と。
この2校の給食開始を「県内で初めて」、「民間事業者と連携した教育環境向上の新たな取り組み」等と自慢しているが、これまでの経緯を振り返れば、やむなく外部調理委託=民間事業者となったことは明らかだ。
議会の会議録を見ると令和4年12月議会で中原教育長は、「中学校全員喫食制給食実施事業につきましては、現在、候補地や規模、運営方法、建設手法など基本的な項目について、教育委員会において慎重に検討を重ねながら、整理を行っているところ」と市の給食センター建設について述べている。
さらに令和5年3月議会で櫻井市長は、「この給食センターというか、この中学校給食の全員喫食制の実現は早期にぜひとも実現をしたい」と市の給食センターの実現を語っている。
決して民間事業者との連携が優れているとは言っておらず、やむを得ない措置として外部調理委託となったということは明らかではないか!
ところが令和5年9月議会になると突然、方針を変更した。
この時、中原教育長は、「中学校全員喫食制給食実施事業につきましては、事業の早期実現に向け、様々な視点から持続可能性や経済性等を考慮の上、再検討を行い、現在、外部調理委託による食缶搬入方式での全員喫食制給食を令和8年度中の提供開始に向けて整理を行っているところであります。」と述べ、早期実現のためには「外部調理委託」が望ましいと180度方向転換をした。
これを受けて9月議会で櫻井市長も、「今回の教育委員会の案につきましては将来的な給食調理施設の整備までの措置ということでございましたけれど、前倒しも含めて全員喫食制給食の早期の実現、これに向けて努力いただくということについては、市としてもそれは尊重すべきこと」と早期実現のためには、外部調理委託という教委の方針を尊重すると言い出した。
ただ、「将来的な給食調理施設の整備までの措置ということ」で市による給食センターの建設までの措置とも言っている。
これが現在、亀中と中部中とで始まった給食が実施に至る経緯だ。
この議論の中では、市が給食センターを建設すると時間がかかり、財政も大変なので市による給食センターの建設までの措置として、学校給食の早期実現のためには外部調理委託がいいという結論になったということだ。
決して民間事業者との連携が優れているとは言っておらず、やむを得ない措置として外部調理委託となったということは明らかではないか!
こうした経緯を無視して櫻井市長は、「民間事業者と連携した教育環境向上の新たな取り組み」だと言ったのだから開いた口がふさがらない。
「我田引水」(物事を自分に都合のよいように解釈したり進めたりする、自己中心的な言動)も極まれりというべきだろう。






