活動日誌−服部こうき
【26.05.17】三重県「みえリニア戦略プラン」最終報告案がパブコメの意見結果も公表していないのに一部修正
2月4日の最終報告案では、「リニア三重県駅周辺には、巨大地震の想定震度7のエリアを避けるリニア中央新幹線」と書き換えている。
三重県「みえリニア戦略プラン」最終報告案がパブコメの意見結果も公表していないのに一部修正していた。
2月4日に開かれたこの戦略プランの検討委員会に配付された資料が手に入ったのでパブコメにかけられた令和7年12月16日の最終報告案と比較してみた。
すべては見ていないが、修正箇所をいくつか見つけた。
最も重大な修正は、パブコメにかけられた最終報告案39ページでは『リニアとともに歩む「みえのリ・デザイン」リーディングプロジェクト』の「現状・課題」に、「リニア三重県駅周辺には、巨大災害時に強震エリアでない地域を走るリニア中央新幹線」という既述があったが、2月4日の最終報告案では、「リニア三重県駅周辺には、巨大地震の想定震度7のエリアを避けるリニア中央新幹線」と書き換えている。
「強震エリアでない」が「想定震度7のエリア」に「正しく」書き換えられた。
41、42ページには、「リニア三重県駅の将来イメージ」が追加
ここで問題なのがパブコメの結果が公表されていない段階での修正だということ。
リニアみえネットからはパブコメで「名古屋ー大阪間のルート内の伊勢湾沿岸部は南海トラフ地震の想定震源域に含まれる。このような危険な地帯にリニアのルートを設定することは危険で、危険な地帯を避けるのが地震対策上の合理的な選択」だという意見を出した。
こういう意見に対する県の見解を示すことなく、最終報告案を修正したのはパブコメの意見で修正しなくてもいいようにあらかじめ手を打ったと取られても仕方がないだろう。
また、40ページの「リニアを生かした防災上の効果の最大限の発揮」の一番下には、「リニア三重県駅が国全体の交通要衝に立地することを生かし、周辺の新名神、名阪国道等の道路ネットワークや在来線の鉄道ネットワークのインフラの維持や整備を促進」と一行追加されており、三重県駅の位置を高速道路網が活用できる場所を想定しているかのような記述だ。
さらに41、42ページには、「リニア三重県駅の将来イメージ」が追加されている。
いずれにしてもパブコメの意見結果を公表せずに、最終報告案を修正したことは納得できない。






