活動日誌−服部こうき
【23.09.22】リニアの報告書を議会や市民が見ることもできないのに、どうして委託料1,650万円の決算額を審査できるのか
情報公開請求までしたのに、肝心な「リニア駅を生かしたまちづくりに関する可能性」に関する部分がすべて黒塗りされ、未だにその内容を知ることもできない。 成果物が本当にあるのかどうかさえわからない。
昨日、市職員何人かと話をしたが、多く出る話題の一つがリニアの報告書の質疑。
あの答弁はひどいと。
予算決算委員会で「令和4年度 主要事業評価シート」、「事業名 リニア中央新幹線整備促進事業」を質した。「事業計画」に「リニア駅を生かしたまちづくりに関する可能性調査の実施」とあり、活動実績には、「リニア駅を生かしたまちづくりに関する可能性調査の結果を取り纏めた」とある。
このコンサルへの委託料は1,650万円の決算額。
このコンサルへの委託については、その成果物である報告書が議会にも市民にも未だに知らされていない。
情報公開請求までしたのに、肝心な「リニア駅を生かしたまちづくりに関する可能性」に関する部分がすべて黒塗りされ、未だにその内容を知ることもできない。
成果物が本当にあるのかどうかさえわからない。
さらに議会や市民が見ることもできないのに、この事業の「成果」欄は「A(十分な成果を得た)」と最大級の評価をしており、「課題」では「取り纏めた調査結果を活用し、さらに検討を深める必要がある」と書き、議会や市民に全く公表されていないことには触れていない。
こういう指摘をして議会や市民が見ることもできないのにどうして決算審査ができるのか、また「成果」欄がなぜ「A(十分な成果を得た)」になるのかと質したが、まともな回答はなかった。