活動日誌−服部こうき

【22.09.17】急転直下 「まだ何も決まっていない」という議会答弁の直後に「銅像の寄付を受ける」、「亀山駅前に設置」、「台座の補正予算を最終日に提案」と市長。

振り返ってみると、実は始めから筋書きは決まっていて、発表するタイミングだけを考えていたと考えるのが自然。

現在整備中のJR亀山駅前広場に、ヤマトタケル・オトタチバナヒメの銅像設置をもくろむ実行委員会が9月5日に市へ寄付の申し入れをし、議長にも9月9日に報告され、一気に議会内で大問題になった。

議会では13日〜15日に開催された3つの常任委員会の一般質問で質疑がされた。
議員からの質問に市は、「駅前への設置に限定されている訳ではない」、「まだこれからどうするか検討する」と答弁した。
ところがその直後(9月16日)に市長から議長に、「ヤマトタケル・オトタチバナヒメの銅像の寄付を受ける」、「亀山駅前に設置」、「台座の補正予算を最終日に提案」と報告がされた。
こんなことはあり得ない!

振り返ってみると、実は始めから筋書きは決まっていて、発表するタイミングだけを考えていたと考えるのが自然。
市長が発足時から実行委員会の顧問だったこと、去年、今年と鹿児島まで行き、(寄付を受ける)文化課長がお供していること、中村晋也氏には誕生日というだけで毎年、何万円もの「祝い花」を送るほどべったりの仲などいわゆる「状況証拠」はたくさんある。
そして何よりも実行委員会が市側の了解なしに中村晋也氏に銅像の制作を頼むことはあり得ない。
制作者も設置場所や市が寄付を受けるかどうかもわからない状況では引き受けないと考えるのが自然だ。

議会では急遽、9月20日に議会運営委員会を開催し、市長にこれまでの経緯や予算を提案する理由などの説明を求めることになった。

その上、この銅像の寄付は本体だけなので銅像を駅前広場に建てるには台座を造る必要があるため、今開かれている9月議会の最終日(9月27日)の本会議に急遽、補正予算を提案するという。

通常、議案の提案は開会日の1週間前の議会運営委員会で行われ、その時に後日、提案するものはあらかじめ報告がある。
ただし、災害など緊急に対応が必要になった予算は、議会と相談して提案することはあり得る。
しかし今回の補正予算の提案は、全く緊急性もなければ必要性もないものであり、急遽、最終日に提案する根拠すらないものだ。

なぜなら市は寄付の申し出を受けるまで「知らなかった」のであり、「これから検討」するというものだったからだ。
急がなければならない事情が実行委員会側にあったとしても市には全くないのだ。

議会では急遽、9月20日に議会運営委員会を開催し、市長にこれまでの経緯や予算を提案する理由などの説明を求めることになった。

今度は9月20日が勝負だ。

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