活動日誌−服部こうき

【22.09.13】突然、亀山駅前広場にヤマトタケルの銅像の話が持ち上がった

実行委員会は当然のことながら、設置場所は指定していないが、これまでの経緯などから駅前広場を考えていることは容易にわかる。

昨日、議会事務局から1通のメールが届いた。
「ヤマトタケル・オトタチバナヒメ銅像の寄付の報告について」で、内容は、「ヤマトタケル・オトタチバナヒメ銅像建立実行委員会(会長 岩佐憲治)から議長に年内に銅像制作が完了する見込みとなったことから、令和4年9月5日付けで市に対して、完成後の銅像を寄付する申し出を行ったとの報告があった」というもの。

添付された9月9日付けの実行委員会から議長への報告文では、「実行委員会では平成27(2015)年11月からヤマトタケル・オトタチバナヒメ銅像の建立するため、3,500万円を目標に協賛金を募ってきた」、「新たな亀山駅前のにぎわいづくりと市民の文化振興に寄与する銅像とするため、文化勲章受章者であり、本市の名誉市民でもある彫刻家中村晋也先生にヤマトタケル・オトタチバナヒメ銅像の制作について協賛金の目標額到達に目途が立った去る6月にご依頼したところ」とある。

実行委員会は当然のことながら、設置場所は指定していないが、これまでの経緯などから駅前広場を考えていることは容易にわかる。

この問題については、議会の駅前特別委員会や担当部署に何度も駅前に銅像を建てる計画があるのかを質したが、そのたびに「聞いていない」との答弁だった。

この銅像建立については、亀山駅前再開発事業が始まる前から協賛金を募り、亀山駅前に設置したいという話が伝わってきていた。
当時の駅前再開発のリーダーだった故桑名憲一さんから「駅前に銅像をつくる話があるが俺は反対だ」という会話をした記憶がある。

それほど前からの話だったが、協賛金が思うように集まらず、一時は話が消えかかっていたようだ。
ところがここにきて「協賛金の目標額到達に目途が立った」ようだ。

この問題については、議会の駅前特別委員会や担当部署に何度も駅前に銅像を建てる計画があるのかを質したが、そのたびに「聞いていない」との答弁だった。

それが今年の9月に入って突然、市に銅像を寄付するということになった。

駅前広場は市の施設であり、そこにどんなものを配置するのかは市民の意見を聞き、十分な話し合いをすべきであり、一つの民間の実行委員会が勝手に駅前広場に置くことを前提に進めていい話ではない。

議長への報告文では、「協賛金の目標額到達に目途が立った去る6月にご依頼した」とあり、この時点でできあがった銅像をどこに建立するかを決めていたはずだ。
場所も決めずに制作を依頼することはあり得ない。
水面下で市長と実行委員会との話し合いがあったのは容易に推測できる。

昨日、駅前の担当部署にこの件を確認したが、まだ内容を把握しておらず、何とも言えないと。
私からこれまで何度も問い続けてきた問題であり、もし駅前に建立するのであれば、特別委員会を開くべきだと伝えた。

駅前広場は市の施設であり、そこにどんなものを配置するのかは市民の意見を聞き、十分な話し合いをすべきであり、一つの民間の実行委員会が勝手に駅前広場に置くことを前提に進めていい話ではない。

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