活動日誌−服部こうき

【22.03.12】亀山市はごみ処理経費が近隣市と比較して高い 溶融炉はお金がかかる炉

市民一人当たりのごみ処理及び維持管理経費が鈴鹿市は15,417円、四日市市は7,695円、津市は14,632円、これに対して亀山市は18,687円で最も高い

昨日の一般質問では、プラスチックごみを中心としたごみ問題と次期のごみ処理施設のあり方を質した。
色々な角度から問題提起をしたが、その中の一つが亀山市はごみ処理経費が近隣市と比較して高いという問題だ。

昨年の教育民生委員会では、ごみ処理を調査研究のテーマにし、ごみ処理経費を周辺市と比較した。

ごみ処理及び維持管理経費に関する近隣自治体との比較

質問で使ったのが、「ごみ処理及び維持管理経費に関する近隣自治体との比較」をした上のグラフだ。
これは平成30(2018)年度の比較で、津市、鈴鹿市、四日市市と比較したもの。

もしこの市民一人当たり経費を鈴鹿市や津市並みの15,000円程度にすれば、ごみの処理及び維持管理費は7億5千万円ほどになり、今より2億円程度削減される

これによると市民一人当たりのごみ処理及び維持管理経費が鈴鹿市は15,417円、四日市市は7,695円、津市は14,632円、これに対して亀山市は18,687円で最も高い。
またごみ処理及び維持管理経費額は、津市が41億円、四日市市が29億円、鈴鹿市が31億円で亀山市は9億円。
このごみ処理及び維持管理経費の総額と市民一人当たり経費を比べると、亀山市は総額は一番少ないのに、市民一人当たり経費は一番高くなっている。

なぜ、亀山市は高いのか。
端的に言えば、溶融炉はお金がかかる炉ということ。
例えば2018年度の数字で亀山市はごみの処理及び維持管理費に9億3千万円ほど(市民一人当たり18,687円)かかっているが、もしこの市民一人当たり経費を鈴鹿市や津市並みの15,000円程度にすれば、ごみの処理及び維持管理費は7億5千万円ほどになり、今より2億円程度削減される。
この削減分を市民生活の向上に使える。
ごみ処理経費を減らすには何よりもごみを減らすことだ。

自分の反省も込めて市民のみなさんに呼びかけた。
今一度、自分の生活を振り返り、どうすればごみが減らせるのかを市民レベルで大いに議論し、今後のごみ処理施設のあり方を含めて議論しようと。

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