活動日誌−服部こうき
【22.03.04】あと600万円あれば18歳まで国保税の均等割が軽減できる クラウンロイヤルサルーンの購入には630万円計上した亀山市
同じ600万円でもクラウンロイヤルサルーンの購入なら予算計上できたが、国保の均等割の軽減には600万円の予算は計上できないということか。
3月議会に、国民健康保険税の均等割を未就学前の子どもを対象に半額に軽減する議案が出されている。
均等割は「人頭税」の一つで、ブリタニカ国際大百科事典によれば「人頭税」は「担税能力とは無関係に国民各人に一律に同額を課する租税。
古代から近世まで広く行われた原始的租税形態の一つで,代表的な悪税とされている。」
つまり国保の均等割は、税の負担能力に関係なく子どもの人数が増えるほど税額が増えるという世界にはない悪税なので、軽減ではなく廃止すべき税だ。
この軽減を18歳までにするとあといくら必要か担当課に聞いた。
担当部長は600万円ほど必要で財政的に厳しいと答えた。
600万円で思い出すのが、2017年に市長車の買い換えで、クラウンロイヤルサルーンの購入に630万円の予算を計上したことだ。
同じ600万円でもクラウンロイヤルサルーンの購入なら予算計上できたが、国保の均等割の軽減には600万円の予算は計上できないということか。
また一般会計の予算規模が220億円なのに、600万円がそれほど厳しいのか。
明らかに重視すべき予算の考え方がおかしい。