活動日誌−亀山市議団

【22.01.25】福沢議員の質疑が生きた 政府が離婚ひとり親家庭10万円支給を検討へ

「本当に同居している方に渡らない」 「ぜひ調査をしていただき、考えていただきたい。」

『18歳以下の子どもに1人10万円を給付する臨時特別給付金が離婚したひとり親家庭などに届かない事例が発生している問題で、岸田文雄首相は24日の衆院予算委員会で、給付方法について「国として見直しを検討したい」と表明しました。
これまで国による改善に後ろ向きだった政府方針を一転した形です。』と今朝の新聞赤旗が伝えている。

昨年12月議会では、この18歳以下の子どもに1人10万円を給付する臨時特別給付金の議案が提案され、12月21日に本会議で福沢みゆき議員が質疑した。

質疑と答弁の概要をまとめてみた。
福沢みゆき議員:離婚の争議中、調停中であるとか、微妙な時期に離婚された方、こういう方で実際は子育てをされている方についてはどうか。

担当部長:父母が離婚または離婚協議中とか別居している場合についてですが、児童手当の制度を活用しているため、同居優先の原則に則り、現に児童と同居している方へ支給する。
令和3年9月分の児童手当の受給資格が認められた方へ給付金を支給するという考え方。

福沢みゆき議員:離婚をして子供を、要するに子供を本当に育てている、同居優先と言いましたが、本当に同居している方に渡らないということは、子育てしていない人に1人当たり10万円が渡るということになる。
ぜひ調査をしていただき、考えていただきたい。

今回の政府の方針変更は、こうした各地での議会の議論なども背景にある。
福沢みゆき議員の質疑が生きたことになる。

日本共産党の小池晃書記局長は21日の参院本会議代表質問で、「不備を認めたなら、自治体任せにせず、国の責任で直ちに是正すべきだ」と追及。

以下は「離婚ひとり親家庭10万円 首相、国としての見直し検討」という見出しの今朝の新聞赤旗の記事。

 『(前略)岸田首相は「児童手当を用いたことに伴う不公平を是正し、こうした方々の手元にも給付金が届くよう、国として見直しを検討したい」と発言。
また、「地域によって不公平があってはならない」とも述べました。
立憲民主党の泉健太代表、自民党の上川陽子幹事長代理らへの答弁。

 政府は昨年9月分の児童手当の受給者(「世帯主」、多くは男親)に10万円の支給を決定。
しかし9月以降に離婚した場合、子どもを養育していない側の親に振り込まれ、子どもが受け取れない事例が相次いで発生していました。
 岸田首相は21日まで、臨時特別給付金の制度の不備を認める一方で「制度的な対応は難しい」として、自治体任せにとどめていました。

 日本共産党の小池晃書記局長は21日の参院本会議代表質問で、「不備を認めたなら、自治体任せにせず、国の責任で直ちに是正すべきだ」と追及。
田村智子副委員長・政策委員長(参院議員)は昨年12月に不備を指摘し、内閣府に対策を要請していました。
 今後、給付が終わった自治体での救済が問われています。』

早速、亀山市の担当課長に口頭で取り組むよう申し入れた。

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