活動日誌−服部こうき

【21.10.02】自民 人事も安倍直系 疑惑の甘利氏 幹事長に

麻生氏を含め、安倍前首相に近い「日本会議国会議員懇談会」の中心メンバーで要職を固める「安倍政治継承」と改憲シフトが強くにじみます。

自民党は1日、党本部で臨時総務会を開き、党4役などの新役員人事を決定しました。
人事でも安倍晋三前首相「直系」を露骨に示す体制です。

 幹事長には、安倍政権時代に金銭疑惑で閣僚辞任に追い込まれ、説明責任を果たさないままの甘利明党税調会長が就任。
政調会長には同じく安倍氏側近で改憲タカ派の高市早苗前総務相を据えました。
総務会長に細田派の福田達夫国対副委員長、選対委員長に無派閥の遠藤利明元五輪担当相がそれぞれ就任しました。
副総裁に麻生太郎副総理兼財務相が就任しました。
 麻生氏を含め、安倍前首相に近い「日本会議国会議員懇談会」の中心メンバーで要職を固める「安倍政治継承」と改憲シフトが強くにじみます。

疑惑にまみれたままの甘利氏を幹事長に据えたことは、安倍・菅政権における政治腐敗への無反省を示すものです。

疑惑にまみれたままの甘利氏を幹事長に据えたことは、安倍・菅政権における政治腐敗への無反省を示すものです。

甘利氏は就任会見で、「私はこの事件に関して事情を全く知らされていなかった。寝耳に水(だった)」などと強弁。
自身の説明責任については「辞任会見で質問が出尽くすまで答えた」と開き直りました。

 新役員の記者会見で高市政調会長は、記者から憲法改正を「次期衆院選の公約に掲げるか」と問われ、「自民党として積み上げてきた『改憲4項目』がある」「憲法改正の実現に向けた項目を柱としてしっかりと立てる」と改憲推進の姿勢を鮮明にしました。

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