活動日誌−服部こうき

【21.09.01】新図書館の管理運営 直営を主体に一部民間委託

「市の図書館として行政が責任をもって運営していくため、企画立案・制度設計・関係機関との調整などの業務や公立図書館が担う地域文化の継承等を市の行政責任として直営で行い、それ以外の図書館サービスの向上に係るイベント開催や配架などの作業を主体とした業務を委託する方向で協議中」

今日から9月。
雲も秋に変わってきた。

9月議会の教育民生委員会資料に、「現図書館と新図書館の管理運営の比較」と「新図書館整備スケジュール」というのがある。
随分前から早く示せと言ってきたのがようやく出された。

その中で昨年2月の教育民生協議会で、管理運営を指定管理にすべきではないという私の意見に対して服部教育長は、「現在検討を行っているが、指定管理者制度ありきではない。」と答弁したが、直営を主体に一部民間委託としている。
内容として「市の図書館として行政が責任をもって運営していくため、企画立案・制度設計・関係機関との調整などの業務や公立図書館が担う地域文化の継承等を市の行政責任として直営で行い、それ以外の図書館サービスの向上に係るイベント開催や配架などの作業を主体とした業務を委託する方向で協議中」とされている。
直営を選択したことは大いに評価したい。

館長は課長級以上を配置すべきであり、十分な権限を持たすべきだ

次に市民からの批判が多い「文化情報プラザ」(旧の名称は郷土資料コーナー)だが、9月議会に来年度の予算の執行を約束する「債務負担行為補正」(3,900万円)が出されており、これまで市民や市民団体・議会から出された意見がどれだけ反映されたものになるのか質す必要がある。

もう一つは、組織体制(主に職員体制)だが、現在正規職員5人(うち図書館司書資格は2人)、会計年度任用職員8人(うち図書館司書資格は4人)の計13人体制だが、新図書館は地下1階(駐車場)、地上4階建てで、床面積が3倍になり蔵書冊数も1.4倍になる計画なので17人体制(シフト交代者の人数は含んでいない)としている。
これだけの職員で本当に足りるのか、専任の図書館司書は何人置くのか、17人の正規職員と会計年度任用職員の内訳はどうなっているのかなども質すべき点がいくつもある。

さらに職員で重要なのが図書館長だ。
現在の市の組織図では、図書館長は課長の下のグループリーダーと同列の位置づけだが、これでは権限が小さく何事も本庁の課長にお伺いを立てなければならない。
やはり館長は課長級以上を配置すべきであり、十分な権限を持たすべきだ(これは歴史博物館も同じ)。

大きくはこんなところだが、今議会で質す必要がある。

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