活動日誌−服部こうき
【21.07.27】リニア亀山駅ができても伊勢へ行くのは近鉄を利用すると三重県が想定
常々、亀山にリニア駅ができても伊勢方面に行くには、リニア亀山駅から道路を使いJR亀山駅まで行き、紀勢線で1時間に一本の各駅停車の列車で伊勢に行くことになり、これではとても利用者はいないだろうということを議会で言ってきた。
先日のリニアの学習会で三重県が作った「三重県リニア啓発動画」のコピーが資料として入っていた。
その中で気になったのが、「リニアの観光への効果」として東京−伊勢間が「往復で約2時間30分の移動時間が短縮」と書いてあったことだ。
常々、亀山にリニア駅ができても伊勢方面に行くには、リニア亀山駅から道路を使いJR亀山駅まで行き、紀勢線で1時間に一本の各駅停車の列車で伊勢に行くことになり、これではとても利用者はいないだろうということを議会で言ってきた。
そのため、今回の時間の比較がどんなルートでの比較なのか市を通して県に問い合わせてもらった。
その答えにびっくり!
現行は新幹線で東京から名古屋まで来て、近鉄で伊勢に行くという。
これは常識的なルートだ。
亀山に三重県駅ができるのに、それには乗らないという。
問題はリニア開通後だ。
県の説明では、品川―名古屋間はリニアに乗り、名古屋からは何と近鉄に乗って伊勢まで行くという。
亀山に三重県駅ができるのに、それには乗らないという。
リニア亀山駅−JR亀山駅−(紀勢線)伊勢というルートでは時間短縮にはならないということか。
何のための三重県駅なのか。
三重県と亀山市が進めるリニア亀山駅誘致がいかに意味のないものかを示す県の動画だ。
やはりリニア計画は中止すべきだ。