活動日誌−服部こうき
【21.07.26】金沢にどっと人出 「コロナの心配はあるが、五輪ができるくらいなので。政府への反逆です」
「東京五輪をしているくらいだから、コロナはあまり気にしていない。むしろお店でお金を使った方が良いかな」
金沢にどっと人出。
GoToトラベルの時と同様、感染症への警戒を緩める役割を果たす東京五輪。
以下は7月24日の中日新聞の記事。
『新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、四連休二日目を迎えた二十三日、金沢市内の観光地には多くの人が訪れた。
金沢21世紀美術館の入館者は、午後六時時点で一万三百四十二人と本年度で最多に。近江町市場は昼ごろ、真っすぐ歩けないほどの人出になり、すしや海鮮丼などの店に行列が絶えなかった。
東京都からカップルで訪れ、近江町市場を見て回っていた会社員中林宇響(うきょう)さん(22)は「コロナの心配はあるが、五輪ができるくらいなので。政府への反逆です」。
手指消毒などで対策しているという。
奈良県の会社員河野貴保(かわのきほ)さん(37)らも「東京五輪をしているくらいだから、コロナはあまり気にしていない。むしろお店でお金を使った方が良いかな」と話した。
兼六園の入園者数は八千六十五人で、四、五月の大型連休期間の一日平均と比べ二倍近くだった。
受け入れる店の心境は複雑だ。
予想外の客に対応するためサザエの身をむいていた「大口水産」の荒木優専務(60)は「昨年十一月の『GoToトラベル』期間中より多い気がする。今まで限界だったので、これだけの人の顔を見ると元気が出る」と話す。
一方で、「若いお客さんはワクチン接種していなかったり、無症状の感染者だったりするかもしれず怖さはある」と明かした。
金沢21世紀美術館では企画展で入場制限もあった。
兼六園の入園者数は八千六十五人で、四、五月の大型連休期間の一日平均と比べ二倍近くだった。
石川県は二十一日に感染まん延特別警報を出し、首都圏などからの来県自粛を強く呼びかけている。 (高橋雪花)』