活動日誌−服部こうき

【21.07.24】国立競技場周辺 駅から会場「密」状態

新型コロナの感染拡大を防ぐため、「不要不急の外出自粛」が呼びかけられているとは思えないほど、JR千駄ケ谷駅から国立競技場に続く歩道は人であふれかえりました。

 以下は24日付け新聞赤旗。
『東京五輪の開会式が行われる国立競技場(東京都新宿区)の周辺には23日、緊急事態宣言中にもかかわらず、五輪のムードを体感しようと午前中から多くの人が集まりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、五輪開催について人々の声を聞きました。
(丹田智之、津久井佑希)

新型コロナの感染拡大を防ぐため、「不要不急の外出自粛」が呼びかけられているとは思えないほど、JR千駄ケ谷駅から国立競技場に続く歩道は人であふれかえりました。
 競技場の外観や五輪のシンボルマーク、ブルーインパルスの飛行を撮影しようと多くの人がカメラを向け、前にも後ろにも身動きがとれないほどの「密」状態になりました。
 この日、都心は34度の猛暑となりました。
あまりの暑さにベンチでうなだれる人の姿もありました。

国立競技場の近くに住む男性(48)は「五輪を開催すれば無観客でも人の流れは増え、新型コロナ感染のリスクが高まる。今からでも中止すべきだと思う」と述べました。

 「五輪の開催には今でも反対です」という岩手県出身で都内在住の女性(65)は「東日本大震災の津波で宮古市に住む親戚が被災しました。
政府は招致の際に『復興五輪』を掲げましたが、名目だけでした。
被災地の復興を優先してほしかったし、コロナ禍で五輪を開催するのは異常です」と怒りをあらわにしました。

 国立競技場の近くに住む男性(48)は「五輪を開催すれば無観客でも人の流れは増え、新型コロナ感染のリスクが高まる。今からでも中止すべきだと思う」と述べました。

東京五輪開会式の23日、会場の国立競技場は高いフェンスで囲われ、大会関係者や運営スタッフがゲートから出入りしていました。
 大会ボランティアの女性(44)は、五輪開催が1年延期されたことに触れて「1年間という時間があれば、政府の責任で新型コロナウイルス対策を徹底し、感染者数を抑える取り組みはいくらでもできたのではないか。
感染が拡大し、無観客で開催することになったのは本当に残念です」と語気を強めました。

「緊急事態宣言が出ているのに五輪を開催するのは『外出してもいい』というメッセージになってしまうのでは」と危機感を示すのは、都内の私立大学に通う男性(22)です。

 8歳の長女を連れてブルーインパルスの飛行を見に来た女性(41)=東京都板橋区=は「娘の小学校の運動会が2年連続で中止になりました。
そんな状況で五輪だけが開催されることに複雑な気持ちです」と語りました。

 「緊急事態宣言が出ているのに五輪を開催するのは『外出してもいい』というメッセージになってしまうのでは」と危機感を示すのは、都内の私立大学に通う男性(22)です。
 「感染防止対策もPCR検査も国民まかせで、政府の取り組みは中途半端。何をしているのだろうと思う」と首をかしげました。

 国立競技場から近い渋谷区千駄ケ谷の商店街では休業中の店舗が目立ち、感染拡大が続く中での五輪の開催に不安の声が相次ぎました。
 「夜のバー営業をやめて昼だけ2〜3時間ほど店を開けています。
酒類の提供を停止した影響で売り上げも減りましたが、都の協力金でなんとか続けています。
この先どうなるか分からない」

飲食店を経営する女性(29)は、6月下旬まで2カ月間の休業や営業時間を短縮するなど、新型コロナ感染のリスクを回避するための努力を1年以上も続けてきたといいます。
 「感染者が増えている現状で五輪を開催するというのは理解できません。とにかく早く感染拡大を収束させてほしい」と語りました。』

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