活動日誌−服部こうき
【21.02.22】リニアによる新たなまちづくりへ調査の予算 亀山市に都市計画はあるのか
リニア中央新幹線の停車駅の誘致を目的に、新たなまちづくりに向けた調査を行う
今日の日本経済新聞に「リニア駅誘致でまちづくり事業、三重・亀山市」という以下のような記事が載った。
『 三重県亀山市は、リニア中央新幹線の停車駅の誘致を目的に、新たなまちづくりに向けた調査を行う。
2年計画の委託事業で、2021年度当初予算に約800万円を盛り込んだ。
JR東海が37年の延伸開業を目指すリニア新幹線名古屋―大阪間について、三重県は亀山市への駅の設置をJR側に要望している。
まちづくりの調査内容も踏まえ、県は22年をめどに具体的な候補地を絞り込む。
県は「若い世代に関心を持ってもらい、リニア駅の亀山誘致の機運を高めよう」と、SNS(交流サイト)を活用した啓発に力を入れている。』
現在、再開発事業の工事が始まったばかりなのに、全く別の場所で新たなまちづくりの可能性を探るとは一体どういうことなのか
現在、亀山市は立地適正化計画に基づき,JR亀山駅前で再開発事業を行い、中心市街地活性化をまちづくりのメインにし、現在多額の公費を投入した事業が進んでいる(1〜4ブッロクの総事業費は84億円)。
ところがリニア駅はJR在来線への乗り入れができないため、市郊外にしか出来ず、中心市街地活性化とはかけ離れている。
現在、再開発事業の工事が始まったばかりなのに、全く別の場所で新たなまちづくりの可能性を探るとは一体どういうことなのか。
亀山市に都市計画はあるのかが問われる。
大手企業のための仕事づくりにしかならない。