活動日誌−服部こうき

【21.01.25】鈴木英敬三重県知事 「コロナでJR東海の財務体質が厳しいから国の支援を」と発言

「コロナでJR東海の財務体質が厳しいから国の支援を」と言うがそれは逆で、「厳しいから事業の見直しを」だろう。

鈴木英敬知事は口を開くたびに「リニア、リニア」だ。
1月23日の伊勢新聞が次のように報じている。
『 鈴木英敬三重県知事は22日に津市大門の津センターパレスで開かれた伊勢新聞政経懇話会の新春特別例会で「コロナ前よりも、より良い社会をめざして」と題して講演した。

リニア中央新幹線の名古屋―大阪間は「いよいよ具体的に動き出さないといけない時期だが、コロナでJR東海の財務体質も厳しいと思う。
場合によっては国の財政支援も視野に入れないといけない」と述べた。』

「コロナでJR東海の財務体質が厳しいから国の支援を」と言うがそれは逆で、「厳しいから事業の見直しを」だろう。

安倍首相 葛西JR東海名誉会長という「無二の親友」への巨額融資

そもそもこの事業はJR東海が自らの資金でやるので国の支援は受けないと言って始めたものだ。
ところが安倍政権時に事態が大きく変わる。
この点を2018年8月30日の「日経ビジネス」が次のように報じている。

『 談合問題や企業の撤退などに揺れるリニア新幹線には、安倍首相の号令のもと財投(財政投融資)3兆円が投入されている。
葛西JR東海名誉会長という「無二の親友」への巨額融資。
森友学園や加計学園への「お友だち優遇」の比ではない「第3の疑惑」を追うと、融資スキームの直前に、2人が頻繁に会合を重ねていた事実に突き当たる。』

現在の財政投融資での3兆円ですら問題なのに、それをさらに増やせと鈴木知事は言いたいのか。
このお金はあくまでも「融資」だから「返済」が必要だ。
今の3兆円ですら返済できるのかどうかという事態なのに、返済の見込みのない融資をさらに増やせとは責任ある立場の人間の発言とは言えない。
それとも返済の必要のない「国税の投入を」と考えているのか。
推進のためなら「何でもあり」の発言だ。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る

亀山市議会映像インターネット配信 服部こうきのページへ 福沢みゆきのページへ

福沢みゆきフェイスブックページへ

福沢みゆきインスタグラムページへ

福沢みゆき友達申請

RSSフィード(更新情報)