活動日誌−服部こうき

【20.05.20】公共施設等の「個別施設計画」 鈴鹿市は年度別の学校名が示されたのに、亀山市は示されず

鈴鹿市は学校の改築等について具体的な年度や校名をあげている

以下は党鈴鹿市議団が発行した「すずか民報」(市議団報告)2020年5月号の記事。
『鈴鹿市は、「公共建築物個別施設計画」案を作成、4月8日の市議会全員協議会で報告しました。
この計画は、鈴鹿市のすべての公共施設(ハコモノのみ)212件を対象とし、その状態を個別に評価して、対策(長寿命化・複合化・集約化・改築・維持管理・転用・貸付・譲渡・除却)の方向を示します。
全体計画の期間は32年間(2020〜2051)、うち推進期間を12年間(2020〜2031)とし、4年ごとに見直しながら進めます。』

そして具体的に2020年度は、石薬師小(体育館改築)、2021年度大木中(全館改築)、2022年度白鳥中1、白子中1、千代崎中(改修)、2023年度白鳥中2、白子中2、長太小(改築)というように学校名をあげた計画になっている。

明らかに決めるべきことを「先送り」したもの

一方亀山市でも今年2月に、「公共建築物個別施設計画」(2020年度〜2029年度)を決めたが、学校の改築、改修などについて具体的な年度や校名は示されなかった。
「個別施設における方向性」として「人口の推移、地域の状況や特性を十分考慮して、小中学校や学校給食センターの施設整備を行います。」とだけ書いている。
また、「対策の優先順位の考え方」では、「具体的な事業の優先順位については、総合計画の実施計画策定や予算編成の課程において決定」と書いている。

市は2019年3月議会で次のように答弁している。
『国からは、おおむね10年間の個別施設計画につきまして、平成32(2020)年度までに策定するよう要請がなされておるところであります。
現在まで各施設部署とのヒアリング等を行っておりますが、今後平成32年度までの策定に向けて取り組んでいくものでございます。』

そしてできたのが「個別施設計画」だが、学校の改築、改修などについて具体的な年度や校名は示されなかった。
これでは「個別施設計画」とは呼べない。
これは明らかに決めるべきことを「先送り」したものだ。
そのことを鈴鹿市の計画が教えてくれている。

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