活動日誌−服部こうき
【20.03.26】4月の人事異動が新聞報道された 理事職がなくなる 結局、人のための作ったポストだったのか
理事職の今後の設置に関して事実を隠して議会に答弁したことは重大
今朝の新聞各紙で4月1日付の亀山市の人事異動が報道された。
あっと驚いたのは、理事職がなくなったことだ。
わずか2年間でなくなったことになるが、上田氏が退職した時に理事職ができ、今度は上田氏が医療センターの地域医療統括官(病院事業管理者)になるので後任は置かずに廃止している。
この理事職の問題は、23日の予算決算委員会で取り上げ設置の必要はないのではないかと質した。
その時の答弁では、廃止するような考えは示されなかったが、今日の報道からすればあの時点ですでに「廃止」は決まっていたようだ。
私は総括質疑であえて断ったが、この問題は上田氏がどうのこうのではなく、亀山市にとって職制としては部長職と並ぶ位置づけの理事職が必要なのかどうかを質した。
決して人事を質したのではない。
理事職の今後の設置に関して事実を隠して議会に答弁したことは重大だ。
今回の理事職の設置から廃止までを見ると櫻井市長が人に合わせてポストを用意(廃止)したと言わざるを得ない。
さらにこの理事職がわずか2年で廃止されることだ。
市の答弁で明らかなように、総合計画に位置づけた健康づくりや健康都市の推進という重要な事業のリーダーとして位置づけた理事職をその人物がいなくなると廃止するというのは、その人物のための人事(ポスト)だったことを白状したようなものだ。
当時も今も健康づくりや健康都市の推進という事業が総合計画上、重要であることに変わりはない。
市のポストというのは、仕事の必要性があって設置するもので、ある人物を処遇するために作るのではない。
今回の理事職の設置から廃止までを見ると櫻井市長が人に合わせてポストを用意(廃止)したと言わざるを得ない。
今日で議会は閉会となるが、この問題は引き続き質したいきたい。