活動日誌−服部こうき

【20.03.24】昨日の総括質疑 第4次亀山市定員適正化計画と来年度予算案を質した

第4次の計画の「目標職員数424人」は、過去を振り返ると政府が全国の自治体に職員削減の数値目標を強制した「集中改革プラン」に合わせて策定された「第1次計画」の到達点である424人がそのまま維持されたもの

昨日の総括質疑のうち、「各会計予算と第4次亀山市定員適正化計画について」を質疑の原稿をもとに紹介したい。
・第4次亀山市定員適正化計画では、第1次から第3次までの計画の取り組みがまとめられているが、第4次の計画の「目標職員数424人」は、過去を振り返ると政府が全国の自治体に職員削減の数値目標を強制した「集中改革プラン」に合わせて策定された「第1次計画」の到達点である424人がそのまま維持されたもの。
・ところが第4次の計画に書かれているように、「福祉・教育など様々な分野において行政需要の多様化、高度化により、増加する業務」を正規職員を増やせないない中、「非常勤職員の活用」で対応してきた。そのため「その数は年々増加」してきたと書いている。
(1)そこでまず、こうした状況を受けて第4次亀山市定員適正化計画が策定されたが、この計画が来年度予算案にどう反映されたのか。
市の答弁の要旨「予算編成後に第4次計画を策定したため予算の反映は、2021年度以降になる。」

「会計年度任用職員の業務は補助的なものに限定。それ以外は正規という業務分担。」と市が答弁

・予算に反映されたものの中で、まず来年度から導入される会計年度任用職員。
給与費明細書で計算すると668人、12億9,330万円になる。
昨年度より1億円ほど増えている。
(2)そこで定員適正化計画では、「正規職員と会計年度任用職員の業務分担の明確化」を掲げているが、「業務分担の明確化」の中身は何か。

市の答弁の要旨「会計年度任用職員の業務は補助的なものに限定。それ以外は正規という業務分担。」

再質問で「もともと正規であるべきところに非正規を置いてきた。今後は、会計年度任用職員が減って正規が増えるということか。」
市の答弁の要旨「そうなっていく」

「正規職員が真に必要な職種については、正規職員の配置」

・次に、先の答弁であったように、予算の編成時には定員適正化計画は策定されていなかったが、この計画の策定中の昨年6月議会で市長は次のように答弁している。
「本年度の定員適正化計画の見直しについては、正規職員が真に必要な職種については、正規職員の配置を検討」すると答弁している。
この点は予算に具体化されているはずだ。
(3)そこで、「正規職員が真に必要な職種については、正規職員の配置」という方針は来年度でどう具体化したのか。

市の答弁の要旨「来年度の採用計画で2021年度の採用を決めるが、その時に反映する。」

以上のような質疑、答弁だった。
私の記憶をたどって書いてみた。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る

亀山市議会映像インターネット配信 服部こうきのページへ 福沢みゆきのページへ

福沢みゆきフェイスブックページへ

福沢みゆきインスタグラムページへ

福沢みゆき友達申請

RSSフィード(更新情報)