活動日誌−服部こうき
【20.02.19】亀山駅前周辺整備事業特別委員会�◆。汽�月が過ぎても工事費を含む工事の契約がまとまらない
いつ頃決まるのかと質したところ、何と「本年度中は難しい。新年度に入ってから。」と驚くべき答弁が返ってきた
この事業は一言で言えば「業者いいなりの事業」ということだ。
報告の中で「施工予定者（優先交渉権者）との協議（５者協議会）」というのがあった。
これは昨年９月に鴻池組が優先交渉権者になり、その後工事費について協議が始まったが、５ヶ月になろうとしているのに、未だに工事費について合意ができていない。
合意ができないということは、工事を施工する業者が決まらないということだ。
すでに地権者や市民には、新年度になれば建物の解体などを行い、夏頃には着工するとしているのに、未だに肝心の業者が決まらないのだ。
いつ頃決まるのかと質したところ、何と「本年度中は難しい。新年度に入ってから。」と驚くべき答弁が返ってきた。
地権者には事業が遅れているからと急（せ）かせながら、業者にはいつまでも待つという姿勢だ。
３年４ヶ月としていた工期が１年７ヶ月と半分になるのに完成時期は変更なし
この事業を振り返れば、ここまで事業が遅れた原因はほとんどが業者の都合（遅れ）だ。
最初の基本設計で契約期限の延長を繰り返して１０ヶ月遅れ、次にプロポーザルの優先交渉権者の選定でさらに３ヶ月遅れ、そして今度は工事費を含む契約締結にこのままでは半年以上かかることになる。
こうした経過をみれば、地権者を犠牲にしながら業者の言いなりで進められていることがよくわかる。
もう一つ質したのは、この事業が初めて明らかになった２０１７年３月議会の時の資料では、工事着工から完成まで３年４ヶ月としていた。
ところが今日のスケジュールでは、当初の計画よりかなり遅れて夏頃に着工なのに、完成時期は変更しないため、工期は１年７ヶ月ほどに短縮される。
約半分の工期になる。
本当にこの工期でできるのか質したが、「できる」との答弁。
この工事は駅前の機能を止めることなくやらなければならず、道路は狭いし相当困難な工事になる。
それでもこの工期でというのはかなり無理がある。
