活動日誌−服部こうき
【20.02.12】櫻井市長の先走り答弁が「混乱を招く」要因だ
今年度の交付で聞き取りをして「心身等の事情」により、タクシー券を交付した人が216人いたと説明があった
タクシー券の新しい方針について詳しく書いたが、この委員会での説明のきっかけとなったのが、昨年12月議会での私の質疑。
ブログで当時のことを次のように書いている。
『質したのは、今年度の交付が「心身等の事情により乗合タクシーに乗車することが困難な人については、本人またはご家族に丁寧に聞き取り、タクシー券のみ交付」したとのことだが、12月議会で櫻井市長が答弁した「セダン型のタクシーに乗車できない人」と同じかということだ。
市の答弁は、この人たちの範囲をどうするのか現在、検討中ということだった。
つまり、市長は特定の人を除き乗合タクシー制度に移行してもらい、タクシー券は今年度限りだと答弁したが、その「特定の人」がまだ決まっていないということ。』
今回、この今年度の交付で聞き取りをして「心身等の事情」により、タクシー券を交付した人が216人いたと説明があった。
こういう経過でやはり問題になるのが、事務方の検討が終わっていない段階で市長が「継続しない」と答弁してしまったことだ
この216人に要介護1から5までの人を加えて460人と計算したということだ。
こういう経過でやはり問題になるのが、事務方の検討が終わっていない段階で市長が「継続しない」と答弁してしまったことだ。
今回の説明を聞いた議員の多くが「これでは混乱が起こる」と感じたようだが、その根本には櫻井市長の先走りがあった。
3月末で「継続しない」となれば、4月からの方針、対応を早急にまとめなければならない。
こんな無理なスケジュールを組ませた原因は櫻井市長の12月議会での答弁だったのだ。