活動日誌−服部こうき

【20.02.09】最も巨大な資本主義国アメリカでなぜか‘社会主義'が広がっている

アメリカは資本主義最大の国だが、ここで社会主義が広がっているのは興味深い。

アメリカでは大統領選で民主党が候補者選びの最中だ。
先日アイオワ州で行われた選挙で、「民主社会主義」を掲げるバーニー・サンダース氏が僅差の2位につけている。
彼を支持するのは若者が圧倒的に多い。
アメリカは資本主義最大の国だが、ここで社会主義が広がっているのは興味深い。

以下は、日本共産党の第28回党大会で志位委員長が行った「綱領一部改定案についての中央委員会報告」だ。
少し長いが興味深いのでお読みいただきたい。
『(前略)アメリカの有力外交誌『フォーリン・アフェアーズ』(2020年1―2月号)は、「資本主義の未来」を特集しましたが、その論文の一つは、次のように主張しています。

社会主義の理想を現代に適合させることにより真の改革への渇望にこたえるようなモデル――を採用することで、対応できる

「資本主義は危機にある。
......経済成長を何よりも優先する経済モデルが必要とする大量消費と化石燃料の大量使用が大きな要因となり、気候変動は今や人類生存の将来を危機にさらしている。
......人々の生活の質をぼろぼろにした経済崩壊と同様、環境の悪化は資本主義の危機に根がある。
そのどちらの課題も、オルタナティブな経済モデル――社会主義の理想を現代に適合させることにより真の改革への渇望にこたえるようなモデル――を採用することで、対応できる」

アメリカの有力外交誌が、気候変動の打開の道は、「社会主義の理想を現代に適合させること」にあるとする論文を掲載したことは、注目すべきことではないでしょうか。
「利潤第一主義」――利潤追求を地球環境の上におき、生産のための生産につきすすみ、エネルギーの果てしない浪費を行う資本主義というシステムそのものが、いま問われているのであります。』

サンダース氏が支持を集める背景が理解できる。

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