活動日誌−服部こうき

【20.01.23】これでいいのか? 三重県後期高齢者医療広域連合議会の会議録 発言があったのは「質疑なし」、「討論なし」、「異議なし」の声だけ

わずか34分で会議が終わっている

先日、全員協議会で副市長から昨年11月18日に開かれた三重県後期高齢者医療広域連合議会の報告があり、保険料などの収入が含まれる特別会計の決算で98億円もの黒字が出たことをお知らせした。
この決算について質疑をしたが、「広域連合のコメントはない」という答弁で何も明らかにならなかった。
その時にこのブログで「質疑した形跡はない」と書いたが、今日この時の会議録を広域連合のHPで見て驚いた。

この日は、午後1時41分に開議され(始まり)、専決処分の承認や条例の一部改正、昨年度の決算、今年度の補正予算と6つの議案が提案され審議されたが、終わったのは午後2時15分。
わずか34分で会議が終わっている。
特に決算は、翌年度の予算を考える上で重要なものであり、この程度の審議で済むはずのものではない。

すべての議案について、「質疑なし」、「討論なし」、「異議なし」の声だけで採決されているのだ。

なぜこんなにも早く終わるのか。
会議録を見てわかった。

何とすべての議案について、「質疑なし」、「討論なし」、「異議なし」の声だけで採決されているのだ。
誰一人質疑する議員はいない。
会議録で長いのは、執行部側の提案説明部分だけだ。

75歳以上の後期高齢者は当分、増え続け医療費も保険料も増えていくという現状があり、高齢者の負担も限界に来ているというのにこんな議会でいいのだろうか。
追記:75歳以上の人口は、2015年1,646万人、2025年2,179万人、2055年2,401万人と予測されている。

後期高齢者医療は三重県の広域連合議会、介護保険は鈴鹿、亀山市の広域連合議会、国保料は形の上では市町が決めるが、財政を県が握っているため市町が自由には決められない。

市民に身近な福祉が基礎自治体である市町ですべてを決められない今のあり方は考える必要がある。

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