活動日誌−服部こうき

【20.01.14】SDGsの実現とリニア新幹線建設は並び立つのか

2030年までに極貧や飢餓を根絶する国際社会の新たな共通の行動計画となる最終文書「持続可能な開発目標(SDGs)」を全会一致で採択

SDGs(持続可能な開発目標)とは何か。
『2015年9月の国連首脳会合は、2030年までに極貧や飢餓を根絶する国際社会の新たな共通の行動計画となる最終文書「持続可能な開発目標(SDGs)」を全会一致で採択しました。』

そのなかで、今日の世界の切迫した状況を次のように述べている。
「依然として数十億人の人々が貧困のうちに生活し、尊厳ある生活を送れずにいる。
国内的、国際的な不平等は増加している。
機会、富及び権力の不均衡ははなはだしい。
ジェンダー平等は依然として鍵となる課題である。
失業、とりわけ若年層の失業は主たる懸念である。
地球規模の健康の脅威、より頻繁かつ甚大な自然災害、悪化する紛争、暴力的過激主義、テロリズムと関連する人道危機及び人々の強制的移動は、過去数十年の開発の進展の多くを後戻りさせる恐れがある」。
この取り組みには大いに賛同できる。

リニア建設で問題になっているのが静岡県での大井川の水涸れであり、このまま進められればこの目標には逆行する

しかし、このSDGsの亀山版を作るという亀山市は、同時にリニア新幹線計画を推進している。
果たしてこの二つが並び立つのか。
SDGsが掲げる17の目標に沿って見てみる。
【6】「安全な水とトイレを世界中に」では、「2030年までに、安全で手ごろな飲み水への普遍的なアクセスできるようにすること」−これがSDGsで掲げられる一つの目標だ。
しかし、リニア建設で問題になっているのが静岡県での大井川の水涸れであり、このまま進められればこの目標には逆行する。

【7】「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を掲げているのに、リニアでは消費電力が新幹線の2倍超えといわれ、浪費型の乗り物でこれも逆行する。

リニアは自然豊かな南アルプスの環境を破壊してしまう

【11】「住み続けられるまちづくりを」を掲げ、都市部への人口増加・集中を抑え「住み続けられるまちづくり」を目指しているのに、リニアができれば東京一極集中や大都市への人口の集中が進むことが懸念される。
これも逆行だ。

【15】「陸の豊かさも守ろう」では、年間「4万種」もの生物が絶滅していると言われているとして森林を守ることを目指している。
一方、リニアは自然豊かな南アルプスの環境を破壊してしまう。
これも逆行だ。

このように、SDGsの亀山版を作るのであれば、まずリニア計画推進をやめるべきだ。

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