活動日誌−服部こうき
【20.01.08】2,200万円(決算額)のタクシー券は切り、市制施行15周年記念事業に1,133万円を予算化 お金の使い方がおかしい
5年前に作った市勢要覧(市の姿をまとめたもの)を新たに作る予算に470万円が計上されている
亀山市は1月11日に市制施行15周年を迎え、盛大に式典を行う。
市は今年度の予算で記念事業に1,133万円を計上した。
以下はこの予算審議の時に書いたブログ。
『市はことあるごとに財政難を強調するが、予算の使い方を見ると「本当に財政難?」と言いたくなるようなものがある。
その一つが市制施行15周年記念事業に1,133万円だ。
この事業の中身は、5年前に作った市勢要覧(市の姿をまとめたもの)を新たに作る予算に470万円が計上されている。
その他15年の歩みのようなものも作るという。
式典について議会内や市民の間で「こんなものが必要なのか」という声があがっている
節目の年に何かをやるということは否定しないが、15年をこれほど予算をかけて祝う意味があるのかだ。
ましてやこの5年間で市勢要覧を作りかえなければならないほど大きな変化は起きていない。
つまりは財政難の中でどうしてもやらなければならない事業ではなく、櫻井市長の好きな「パフォーマンス市政、イベント市政」の典型のようなものだ。』
この式典について議会内や市民の間で「こんなものが必要なのか」という声があがっている。
その通りだ。
亀山市は来年度からタクシー券を廃止するというが、市民生活に欠かせない2,200万円を削ってもう一方で、15周年に1,133万円もの予算を計上する。
お金の使い方がおかしいと言わざるを得ない。