活動日誌−服部こうき
【19.11.13】やはりタクシー券の継続は必要だ 医療センターでの車の事故
運転していたのが80歳代の人だったと聞き、まず頭に浮かんだのがバスやタクシーは利用できなかったのかということだ
昨日の臨時議会は執行部の出入りがめまぐるしかった。
朝からの火事で消防長などが出席できず、午後からは医療センターでの車の事故で統括官などが出席できなかった。
1日に二つの大きな出来事が起きたのも珍しい。
火事はこのところ空気が乾燥しており、風もあったので心配だった。
また、車での事故は多くのことを考えさせられた。
運転していたのが80歳代の人だったと聞き、まず頭に浮かんだのがバスやタクシーは利用できなかったのかということだ。
どういう経緯で車で来ることになったのかはわからないし、そのことを責めるつもりは毛頭ない。
行政に携わる者としては、高齢者が車を安心して手放すことができない現実をどうすればいいのかを考えることだ。
今回の事故はこうした現実を示してくれているし、タクシー券をやめる状況にないことも示している。
亀山市ではバスや乗合タクシーなどの公共交通と福祉制度としてのタクシー券がある。
公共交通の不十分さをタクシー券が補っているといえる。
このタクシー券については、市は来年度以降継続するのか、やめるのかを発表をしていない。
福沢議員が9月議会で指摘したように、現状では乗合タクシー制度が「定着したとは言えない」ことを市は認めており、議会の決議にあるような「本当に利便性の高い精度として定着するまでは、タクシー料金助成制度を存続させること」が必要だ。
今回の事故はこうした現実を示してくれているし、タクシー券をやめる状況にないことも示している。
タクシー券を継続しながらどう改善すれば高齢者が安心して車を手放すことができるのか考えなければならない。