活動日誌−服部こうき

【19.11.08】櫻井市長の目玉の施策が二つともなくなった 「家族の時間づくり」と「土曜授業」

「今までの土曜授業はやめます。たた、各地域で行われる1日の振替休日を取る様々な授業(運動会や文化祭など)はそれぞれの学校でやっても構いません」ということ

教育委員会から議員宛に「亀山市の土曜授業のあり方について」という文書が届いた。
文書を読んで感じたのがわかりにくいということだ。

知りたいのは土曜授業をどうするのかだが、明確には書いていない。
今後の方向性として「土曜日(休日)の授業は、各学校が創意工夫した多様な教育活動を「地域に開かれた学校づくり」の視点から実施することにする。
その場合は、午前中とはせず、振替休日を伴う授業日とする。」

これを読んでこれまでの土曜授業はなくなるのかと受け止める人が何人いるだろう。
教育委員会に確認して解説をすれば、「今までの土曜授業はやめます。たた、各地域で行われる1日の振替休日を取る様々な授業(運動会や文化祭など)はそれぞれの学校でやっても構いません」ということらしい。

どちらも保護者や家庭の事情、働く人たちの大変さを十分に考慮せずに実施したためあえなく中止に追い込まれた

土曜授業をやめることで思い出したのが以前に書いたブログだ。
2014年12月23日に「土曜授業と『家族の時間づくり』は矛盾する」という記事だ。
簡単に紹介すれば、一方で学校を休みにしてまで家族と過ごすことを求める「家族の時間づくり」ともう一方で、学校が休みの土曜日に学校に来させる土曜授業は同じ市の施策として矛盾するという指摘だ。

「家族の時間づくり」は2017年からようやくなくなり、この矛盾は解消した。

そしてもう一つの土曜授業(午前中にだけ出てきて振替休日はない)も来年度からはなくなる。

「家族の時間づくり」と土曜授業は、櫻井市長の目玉の施策だった。
どちらも保護者や家庭の事情、働く人たちの大変さを十分に考慮せずに実施したためあえなく中止に追い込まれた。
十分な検討もせずに国の施策に乗っかって実施するのはやめて欲しい。

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