活動日誌−服部こうき

【19.11.08】NHKが非正規公務員を取り上げた 「クローズアップ現代」 「同一労働半額賃金」

実はこうした問題の裏には、自治体の人手不足や、いわゆる“非正規公務員”の増加があると言われている

森田千葉県知事の「釈明」が不可解だ。
台風15号の大きな被害が出ていた時に・・・。

さて、先日NHKのクローズアップ現代で「揺れる「非正規公務員」〜急増する背景に何が?〜」という番組が放送された。
この番組のふれこみはこうだ。
『ことし日本列島をたびたび襲った台風。
自治体の初期対応や現地調査の遅れが問題となった。

さらに相次ぐ児童虐待事件では、児童相談所などの対応の問題も指摘される。
実はこうした問題の裏には、自治体の人手不足や、いわゆる“非正規公務員”の増加があると言われている。

前半部分の非正規公務員の方たちの労働実態や賃金が安いために副業までして働く生活の過酷さなどが丁寧に報道されていた

税収が減り人件費削減が避けられない中、非正規は公務員の3分の1を占めるまでに。
手取り16万で働く児相職員、学級担任を任される時給900円以下の非正規の教師…、その労働環境はとても厳しい。
税収が減少するなか、安定した自治体運営には何が必要なのか考える。』

前半部分の非正規公務員の方たちの労働実態や賃金が安いために副業までして働く生活の過酷さなどが丁寧に報道されていた(印象的だったのは「同一労働同一賃金」をもじって「同一労働半額賃金」と言っていたこと)。

中でも非正規率が5割という茨城県鹿嶋市の災害対応では、正規職員のみで対応するための苦悩が描かれていた。
亀山市も同様に非正規率は5割だ。
通常業務を非正規職員が行うことで仕事をまわしているのに、災害対応になるとその数が半分になるのだから当然だ。

国が地方自治を尊重し、財源もつけて正規化を進めるようにするべきだ

このような実態を明らかにしたことはいいのだが、問題は後半部分だ。
なぜこうした事態になったのかの解明とどうすれば市民生活を守り、市民サービスの向上を図れるのかという方向性がまるで示されなかった。

国も地方も財政難だからどうしようもないとばかりに。

まず国が人件費削減のために地方に「定員適正化」の名の下に、職員数の削減を押しつけてきたことが最大の問題だがそれには全く触れない。
押しつけられた地方では、本来正規職員が担うところまで非正規化してしまった。

国がこれまでの施策を反省し、地方自治を尊重し、財源もつけて正規化を進めるようにするべきだ。
そしてその財源を確保するために国も地方も不要不急の事業などの無駄な支出をやめることだ。

9月議会で「会計年度任用職員制度」が導入されたが、相変わらず非正規職員は雇用の調整弁(NHKでも指摘されていた)であり、現状の非正規率5割を変えないままでは「非常勤職員を会計年度任用職員」に置き換えただけで根本的には何も変わっていない。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る

福沢みゆきフェイスブックページへ

RSSフィード(更新情報)