活動日誌−服部こうき

【19.10.07】朝日新聞の記事「幼保無償化 バラ色?」と私達の反対討論 

アンケート 1位が「保育士や幼稚園教諭の給与を引き上げて欲しい」

ラグビーがおもしろい。
以前からよく見るスポーツの一つだったラグビー。
記憶に残っているのが「今泉」という選手だ。
大分舞鶴高校から早稲田大学へ行き、そのキックが印象的だった。

これまで高校や大学の選手権などをよく見たが、ワールドカップという国際試合になると迫力が全く違う。

さて、日曜日の朝日新聞に「幼保無償化 バラ色?」という記事があった。
朝日新聞デジタルのアンケートでは、「幼稚園や保育園について、利用料以外で改善を求めたいことはありますか?」に対して、1位が「保育士や幼稚園教諭の給与を引き上げて欲しい」、2位が「定員を増やして、利用したい人が誰でも利用できるようにして欲しい」、3位が「保育士や幼稚園教諭の配置人数を増やして欲しい」の3つが他を引き離して多かった。

無償化に8千億円をつぎ込む前にやるべきことは何か。 考え直すべきでしょう

記事では、「アンケートでは、職員の待遇改善を求める声が保護者からも届きました。
(中略)
4歳の娘を預ける母親は、「ベテランの先生がいなくなり、年度当初は日中の子どもの様子を尋ねても『わかりません』と言われたことも。無償化より、保育士が安定して働ける環境を整えて欲しい」と言います。
保護者が求めるのは、単に子どもを預かってくれる「施設」ではありません。
一人ひとり通う子どもの個性に心を配り、発達を支援してくれるプロの職員が必要です。

しかし、現状ではそのための環境が十分整っているとは言えません。
無償化に8千億円をつぎ込む前にやるべきことは何か。
考え直すべきでしょう。」

幼児教育・保育の課題は最低基準を引き上げて保育環境の質の向上をはかること、特に保育士の待遇改善、待機児童対策として認可保育所を増やすことは喫緊の課題

そこで9月議会の私達の幼保無償化の条例案に対する反対討論を紹介したい(抜粋)。
「また幼児教育・保育の課題は最低基準を引き上げて保育環境の質の向上をはかること、特に保育士の待遇改善、待機児童対策として認可保育所を増やすことは喫緊の課題でした。
それら重要な課題を放置したまま中途半端な無償化を進めることは問題です。」

「特に認可外保育施設について、指導監督基準を満たしていなくても5年の経過措置をもうけ無償化の対象とすることになっています。
 現在市内の認可外施設が基準を満たしているかどうかもわからないことなど、市は保育の質を守る責任を放棄したと言わざるを得ません。
指導監督基準は厳しい基準ではなく命を守るぎりぎりの基準です。
条例で基準を守らせ、守らない施設は無償化から外す。
これくらいは市の責任でやるべきです。

 良質な保育・教育をすべての子どもたちに無償で提供することは、こどもの成長、発達の権利保障として大切なことですが、保育の質をここまで置き去りにした条例には反対するものです。」

中途半端な無償化より保育の質を向上させることが優先だという指摘だ。

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