活動日誌−服部こうき

【19.09.19】南崎の認定子ども園計画 2年前の市の答弁がその困難さを語っている

2年前の2017年12月議会の産業建設委員会での質疑

これまで安倍内閣は、大きな災害が発生すると自治体や企業が報告するようなことを政府が発表し、「やってる感」をアピールしてきた。
ところが今、重大な事態になっている千葉での大規模災害については、全くと言っていいほど政府の声が聞こえてこない。
災害発生直後に内閣改造を強行し、災害への対応の遅れを批判されているからなのか理解に苦しむ。

9月6日にこのブログで「南崎で計画中の認定子ども園 計画を断念するしかない」という記事を書いた。

24日から始まる予算決算委員会に向けた準備を進める中で、この記事の内容を裏付ける市の答弁が見つかった。
2年前の2017年12月議会の産業建設委員会での質疑だ。

どちらのルートを選択しましても縦断勾配に多々問題が出てきております。

当時は南崎の認定子ども園計画が、いくつかの道路拡幅などのルートを示し説明がされていた。
そのうちの南側ルート(駅前に通じる坂道)を取り上げ質した時の市側の答弁が次のようなものだ。
少し長いがそのまま掲載する(市議会会議録より)。

『南側ルートの件に関しましては、2通りのルートがあろうかと考えております。
1つは現道のルート(写真の坂道)、もう一つは本久寺の下の道路の、これ、南崎6号線というんですけど、そちらを利用したルートの2ルートが考えられますが、どちらのルートを選択しましても縦断勾配に多々問題が出てきております。
 そういう関係から、既存の南崎線の既存道路の縦断勾配は約9%、また本久寺さん下の南崎6号線の既存道路の勾配は約14%と、非常に急峻な勾配でありますことから、道路構造令を満足させる勾配を確保するには、やはり駅前開発の御幸橋の駅前周辺整備計画との調整及び、またこれは市道でありますけど、県の都市計画道路の駅前高塚線にも指定されておりますので、そちらとの調整も必要となってきますので、全体的なことを考えて検討してまいりたいと、このように考えております。』

この答弁から2年近くが経過しても「ゴーサイン」が出ない。
やはり「計画を断念するしかない」。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る

亀山市議会映像インターネット配信 服部こうきのページへ 福沢みゆきのページへ

福沢みゆきフェイスブックページへ

福沢みゆきインスタグラムページへ

福沢みゆき友達申請

RSSフィード(更新情報)