活動日誌−服部こうき

【19.08.05】議会での条例提案を学ぶ 7月23日、24日に大津市と亀岡市を視察

今期は政策条例(議員提案の条例)作りが大きな課題となっている

このところ夜は無風状態だったが、夕べは久しぶりに東の窓から涼しい風が入った。

随分時間が経ってしまったが、7月23日、24日に議会運営委員会で滋賀県大津市と京都府亀岡市を視察した。

今回の視察の目的の一つは、議会が提案する条例作りについてだ。
議会の権能の一つとして条例案を作り、それを議会に提出し審議、議決するというのがある。
昨年の市議選の時に新聞に「亀山市議会はこれまで議員提案の条例制定がない」という指摘を受けた。

こうした背景があり、今期は政策条例(議員提案の条例)作りが大きな課題となっている。

大津市議会のやり方は、まず議会運営委員会でどんな条例を作るのかを議論し、テーマが決まれば各会派から1名程度が参加する「政策検討会議」を開催する

先進地の一つとして選んだのが大津市。
大津市はいじめ問題でたびたびマスコミに取り上げられたが、議会が作った政策条例の一つが「いじめ防止条例」だ。

当時、市の執行部はいじめ問題への対応とマスコミなどの対応に追われじっくりとこの問題に向き合う時間的な余裕がなかった。
そこで議会が自ら果たせる役割として条例作りをすることになったという。

大津市議会のやり方は、まず議会運営委員会でどんな条例を作るのかを議論し、テーマが決まれば各会派から1名程度が参加する「政策検討会議」を開催する。
この場合メンバーは各会派から選ばれるが、決めたテーマに強いと思われる議員をそれぞれの会派が選ぶことにしているという。
議員は必ずしもオールマイティとはいえず、得意分野、苦手分野があるのでこうしたやり方は学ぶところがある。

議会の条例作りは大きな権能の行使として重要だが、執行部との協議も重要だ

懇切丁寧な説明を受けた後、質疑をした。
議会だけで条例を作ることはできるが、問題は予算を伴う条例の場合は市長に予算編成権があるので執行部との協議が欠かせない。
議会が市民サービスを向上させる内容の条例を制定してもそれを実施する予算が計上されなければ「絵に描いた餅」になってしまう。

聞きたかったのはどこまで執行部が関わるのかだ。
大津市議会では条例の文言などを検討する「法務」畑の職員がいたため、この点は議会だけで行い、予算などについては執行部と何度も協議し条例を作ったとのことだ。
中には執行部から「到底、無理」と言われ断念したものもあったという。

議会の条例作りは大きな権能の行使として重要だが、執行部との協議も重要だ。
他市では市長の反対を押し切って条例を制定した事例もあるので「執行部がうんと言わなければ作れない」ということではないが、執行部と合意を得る努力は欠かせない。

この視察で学んだことを亀山市議会で生かしたい。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る

福沢みゆきフェイスブックページへ

RSSフィード(更新情報)