活動日誌−亀山市議団

【19.07.01】なんだっけ マクロ経済スライドって?

公的年金の給付水準を毎年引き下げ、実質削減していく仕組み

いよいよ7月に入りました。
4日には参議院選挙が公示されます(21日投票)。
ここに来て年金問題が急浮上しています。
その中でわかりにくいのが「マクロ経済スライド」です。
昨日のしんぶん赤旗に解説記事がありましたので紹介します。
『Q どんな仕組み?
 A 公的年金の給付水準を毎年引き下げ、実質削減していく仕組みです。
国会での日本共産党の追及で、安倍首相はこの仕組みで「7兆円」削ると明言しました。
削減幅は現在の約3割減で、基礎年金でみると、満額月6万5千円が20年後には4万5千円に2万円も減ることになります。

 Q 削減方法は?
 A 公的年金の給付額(年金額)は毎年、物価や賃金の変動にあわせて改定されます。
本来は、物価が伸びれば、年金額も物価の伸びにあわせて増額されないと実質減額になります。
マクロ経済スライドは、年金額改定の際に、年金額の伸びを物価の伸びより低く抑えることで、年金額を実質的に減らしていきます。

現在41歳より下の世代では、モデル夫婦世帯の場合、65歳から30年間に受け取る年金は今より1600万円も少なくなります

 Q いつまで減らす?
 A 政府は2043〜44年ころまでつづける計画です。
若い世代ほど削減幅は大きくなります。
現在41歳より下の世代では、モデル夫婦世帯の場合、65歳から30年間に受け取る年金は今より1600万円も少なくなります。
低年金の人たちを中心に、ますます公的年金だけではくらしが成り立たなくなります。

 Q 共産党の提案は?
 A 7兆円の年金削減のマクロ経済スライドを廃止させて、「減らない年金」にします。
そのために(1)高額所得者優遇の保険料の仕組みを見直し、保険料収入を増やす(2)約200兆円ある年金積立金を活用する(3)賃上げと正社員化を進めて保険料収入と加入者を増やす―ことを提案。
さらに、低年金の底上げと、「頼れる年金」にするための改革を進めるとしています。』

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