活動日誌−服部こうき
【19.03.23】図書館保留床購入費２２億円 住宅デベロッパーの儲けを確保した上での金額か？ 予算決算委員会で指摘
資金計画内訳では、共同住宅（マンション）の保留床の処分で１０億４，５００万円、公益施設（図書館）で２２億円となっている
報告が遅くなったが、予算決算委員会で図書館保留床購入費２２億円も質した。
基本設計の「資金計画内訳」によれば、支出（事業費）が６６億８，２００万円で、それと同額の収入を確保することになっている。
収入のうち、まず確定できるのが国や市の補助金などの３４億３，７００万円。
残りの収入を保留床の処分で確保する。
資金計画内訳では、共同住宅（マンション）の保留床の処分で１０億４，５００万円、公益施設（図書館）で２２億円となっている。
この計算には、床単価と専有面積等が使われ、図書館は床単価４７万円／１�屐閉擅隠毅桔�円）×専有面積（地下駐車場も含む）４，６８２�屐瓧横臆�円、共同住宅は３１万２千円（坪１０３万円）／１�屐滷魁ぃ械毅喚屐蔽肋紊涼鷦崗譴盍泙燹法瓧隠芦�４，５００万円。
そこで浮かび上がったのが、先に共同住宅分の保留床の処分金を計算し、残りを図書館分としたのではないかという疑問だ
こうした床単価の積算根拠などを質したがどうも明確な答弁がされない。
共同住宅の駐車場分はいくらかと突っ込むと「実施設計をしないと答えられない」と答弁。
図書館の地下駐車場分はすでに４億８千万円と答弁しているのにだ。
そこで浮かび上がったのが、先に共同住宅分の保留床の処分金を計算し、残りを図書館分としたのではないかという疑問だ。
つまり住宅デベロッパーの儲けを確保した上で（儲けが出るように床単価を設定した）残りを市に負担させるという構図があるのではないかということだ。
こうした疑念を払拭するためには、予算決算委員会の附帯意見にあるように、「事業の詳細な積算根拠及び財源の内訳を示されたい」を市が実行することだ。
追記：予算決算委員会の録画配信は２７日（水）から市議会ＨＰで見られます。
