活動日誌−服部こうき

【19.03.22】イチローだけはずっと試合に出て欲しい そんな思いにさせる選手はいない

彼のインタビューを聞いているとプロ野球の選手というより哲学者であり、求道者、研究者だ

人は誰もが歳を重ねると老いていく。
体力も落ちていく。
これがあらがえない自然の法則だ。

しかし、イチローにだけは衰えて欲しくない、いつまでも活躍を続けて欲しいという矛盾した考えを起こさせる選手だ。

イチローが引退した。
いつも思うことだが、彼のインタビューを聞いているとプロ野球の選手というより哲学者であり、求道者、研究者だ。

昔、わざと打球を詰まらせて外野と内野の間に落とすということをやったと言ったが、そんなことを試してみるという探究家だ。

昨日の記者会見はどの言葉も重みのあるものだった

昨日の記者会見で印象に残ったのが、「一番印象に残っているのは?」の問いに、この日を除けばと言いながら次のように言った。
『今まで残してきた記録はいずれ誰か抜いていくとは思うんですけど、去年の5月からシーズン最後の日まで、あの日々はひょっとしたら誰にもできないことかもしれない。
ささやかな誇りを生んだ日々であったと思うんですよね。
去年の話だから近いということもあるんですけど、どの記録よりも自分の中では、ほんの少しだけ誇りを持てたことかなと思います。』

普通は記録を打ち立てた試合などが印象に残るものだが、哲学者で探求者のイチローはそんな目に見えるようなものではなく、目には見えない自分の中での努力や葛藤などの方が価値が大きいのだ。

昨日の記者会見はどの言葉も重みのあるものだった。

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