活動日誌−服部こうき

【19.03.17】市が「問題点の指摘」を認めた図書館保留床購入費22億円 きっかけは産業建設分科会だった

今年度の補正予算のうち、市道和賀白川線に充てた合併特例債を図書館の保留床購入費にまわすということへの私の質疑だった

いよいよ明日から3月議会の終盤戦ともいえる予算決算委員会が開かれる。
明日は午後1時から予定されている。

今度の予算案で議論が集中した一つが駅前の図書館の保留床を購入する22億円の債務負担行為(平成32年度と33年度の支出を約束するもの)だ。
この財源に合併特例債を活用するという市の方針に「合併特例債を活用するというが、新市まちづくり計画に位置づけがなく、それはできない」と議会側が指摘し、市もそのことを認めたというのが現在までの経緯。

この問題が浮かび上がるきっかけとなったのが、13日の産業建設分科会。
今年度の補正予算のうち、市道和賀白川線に充てた合併特例債を図書館の保留床購入費にまわすということへの私の質疑だった。

質疑については、分科会長の伊藤議員が自身のブログで次のように書いている

この質疑については、分科会長の伊藤議員が自身のブログで次のように書いている。
少し長いが私と市とのやり取りを第三者として聞いていた立場なので紹介する。

『自分が気になった点を服部議員が指摘された。

市道和賀白川線の予算に対して減額補正。

事業自体の進捗の問題というより、国からの補助金として、従来の合併特例債を充てるのを辞め、新たに社会資本整備補助金を充てるというもので、更に当該の合併特例債については、駅前第2ブロックの駅ビルの保留床購入に充てるという。

つまり今回の予算案の問題点の指摘は、議会での議論の結果浮かび上がったもので、議会での議論の「重さ」を示している

分科会の議論の範囲としては、基本的に和賀白川線の財源として合併特例債を使わなくする、という点に留まるので、分科会内では、保留床購入の方は範囲外ということで、そこまでの追及は為されなかったが、和賀白川線に代わる事業として、なぜ保留床購入が最優先にされたのか、その点は明確にする必要があると思われた。

服部議員もその辺を指摘されていた。』

分科会のあと、この議論を聞いていた小坂議長が「(図書館の保留床購入が)新市まちづくり計画に位置づけがあるのか?どうも記憶がない」と指摘をされ、調べてみて位置づけがないことがわかったというのが経緯だ。

つまり今回の予算案の問題点の指摘は、議会での議論の結果浮かび上がったもので、議会での議論の「重さ」を示している。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る

亀山市議会映像インターネット配信 服部こうきのページへ 福沢みゆきのページへ

福沢みゆきフェイスブックページへ

福沢みゆきインスタグラムページへ

福沢みゆき友達申請

RSSフィード(更新情報)