活動日誌−服部こうき

【19.02.06】なぜ、消防と自衛隊が合同で就職説明会をやるのか

火事や救急を主な仕事とする消防と「国防」を主な仕事とし、安倍内閣のもとでは集団的自衛権の行使で海外での戦争にも参加する自衛隊というまるで仕事が違う両者がなぜ一緒に就職説明会をするのか

亀山市消防本部のHPに次のような記事が載った。
『消防・自衛隊合同業務説明会の開催について
 消防と自衛隊による合同業務説明会を開催します。
消防と自衛隊の仕事について興味のある方や、よく知りたいという皆様の参加を心からお待ちしています!
平成31年3月 2日(土) 13時20分から16時20分 アストプラザ津
 亀山市消防本部、自衛隊三重地方協力本部』

消防・自衛隊合同業務説明会のチラシ

おおよそこのような記事だ。
疑問に思うのが、火事や救急を主な仕事とする消防と「国防」を主な仕事とし、安倍内閣のもとでは集団的自衛権の行使で海外での戦争にも参加する自衛隊というまるで仕事が違う両者がなぜ一緒に就職説明会をするのかということだ。
また消防職員は地方公務員であり、自衛隊員は国家公務員で適用される法律も異なるし採用も全く別だ。
消防本部の話では、「災害時に一緒に活動するから」というがこれでは答えになっていない。

背景に自衛隊の募集に人が集まらないため、消防や警察が利用されたようだ

もう一つは3月2日の津会場で津市消防本部ではなくなぜ亀山市消防本部がやるのかということだ。
この点については、津市消防本部は断ったためだという。

このチラシをよく見ると参加する消防本部は、四日市市、鈴鹿市、亀山市、松阪広域の4つの消防本部だけだ。
消防本部の話では、以前は警察も一緒だったのが警察は参加をやめたという。

この合同説明会は自衛隊の方から話があり、亀山市消防本部の判断で参加を決めたようだ。
背景に自衛隊の募集に人が集まらないため、消防や警察が利用されたようだ。

「自衛隊に協力させられる自治体」の姿がよく現れている。
こんな合同説明会に消防本部は参加すべきではない。

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