活動日誌−服部こうき

【19.01.24】「リニア残土の受け入れ難航」の記事 推進派は「工事は順調」のような話をするがそうではない

長野県のトンネル工事などから出る残土970万立方メートルの処分先がほとんど定まっていない

「リニア残土の受け入れ難航 長野で970万立方メートル発生」。
これは今朝の中日新聞の1面記事だ。

今年の亀山商工会議所の賀詞交歓会で国会議員などが「リニアはもうすぐ」などと景気のいい話があふれたが、現実はそうではなく難航している。

今朝の記事の全文紹介したい。
『2027年の開業を目指す東京・品川−名古屋間のリニア中央新幹線計画で、長野県のトンネル工事などから出る残土970万立方メートルの処分先がほとんど定まっていない。
最難関とされる南アルプストンネル長野工区の着工から、既に2年以上。
沢筋に大規模な候補地があり、地元に土砂崩れへの懸念が根強いことが背景の一つにある。

大鹿村からはナゴヤドーム2杯分近い約300万立方メートルの残土が出る見通し

同県南部の大鹿村。
人口千人余りの村では、17年4月末から長野工区の本坑につながる非常口トンネルの掘削が進み、搬出された残土が、近くの仮置き場に山積みになっていく。
 村内からはナゴヤドーム2杯分近い約300万立方メートルの残土が出る見通し。
大半を村内に仮置きし、県道の改良工事後に村外へ運ぶ計画だが、肝心の処分先はほとんど未定のままだ。

 JR東海は当初、村内の残土の大半を隣の松川町で埋め立てる方針を示したが、16年に町民の一部が受け入れ反対を表明。
調整は難航し、昨年9月に町内の候補地3カ所のうち2カ所(容量590万立方メートル)を地元が取り下げた。

同社の宇野護副社長 「発生土の活用先の確保は十分ではない」

思うように事が運ばない背景には、1961(昭和36)年の「三六(さぶろく)災害」がある。
大鹿村や松川町を含む伊那谷地域を襲った豪雨による土石流で、136人の死者・行方不明者を出し、今なお住民の記憶に深く刻まれている。

 リニア工事の残土も、主に土砂崩れが起きやすい谷地形に埋め立てる計画。
三六災害を経験した松川町の北原忍さん(68)は「残土を置くメリットが何もない上、崩れるかもしれないという恐怖を抱きながら生きていくのは耐えられない」と語気を強めた。

 長野県によると、県内には90カ所以上の候補地があるものの、確定しているのは大鹿と喬木(たかぎ)両村の2カ所、計10万立方メートルのみ。
JR東海が検討する公共事業への活用も大鹿村内の2カ所(計10万5000立方メートル)にとどまる。
同社の宇野護副社長は今月15日、飯田市役所で開かれた県内のリニア沿線自治体などとの意見交換会で「発生土の活用先の確保は十分ではない」と話し、新たな候補地の情報提供などに協力を求めた。』

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