活動日誌−服部こうき

【18.12.10】鈴鹿農協の理事会議事録から見えるもの 鈴鹿農協への土地の貸付問題

亀山の理事から計画の内容は賛成だが、場所(東御幸町)は斎場からかなり遠いとの意見

市の中心部で個店が減っていく。
長らくお世話になった「きらく」さんが年内で店を閉め、高村書店も閉店する予定という。

周辺部で商店がなくなり「買い物難民」が出ているという話はよく聞くが、中心部でも同様のことが進行している。
そんな時に、60億円もかけて高層マンションを建て、市民の願いでもない図書館を移転する「再開発事業」でこうした流れが止められるのか−答えはノーだ。

さて、今日の質疑で櫻井議員が鈴鹿農協の理事会議事録を資料提供してくれた。
興味深いので紹介。
ことの起こりは、3月の理事会。
ここで「亀山葬祭会館」の新設が提案される。
亀山の理事から計画の内容は賛成だが、場所(東御幸町)は斎場からかなり遠いとの意見。
さらに斎場の近くに市の土地があるので市に当たって欲しいと。

この土地に関しては売り手(市)が優位に立って交渉できたわけだ

6月の理事会では、市道和賀白川線隣接地を賃貸で進めたい(市と交渉したい)という方針を了解。
8月の理事会では、亀山支店の駐車場(東御幸町)を(市に)賃貸するのと市へ払う賃貸料(市道和賀白川線隣接地)との差で採算が合う(黒字になる)ようにしないといけないという提案。
また、「斎場へ行く道としては鈴鹿農協のホールが一番近くなる」とも。
9月の理事会では、原案通り決定した。

おおざっぱだが、こういう流れで議論がされている。
東御幸町の土地は、農協内部でも「斎場からかなり遠い」、「周辺が住宅地だと反対が出る場合もある」など何としてもここにというより斎場に近い市有地にという議論だ。
そして農協側から斎場に近い市有地を賃貸する方向で市と交渉をとなっている。

つまり、この土地に関しては売り手(市)が優位に立って交渉できたわけだ。
ところが実際の交渉結果をみると、農協が優位としか思えない内容になっている。
この点でも疑問が残る。

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