活動日誌−服部こうき
【18.11.24】１２月補正予算 幼稚園、小学校のエアコン設置を前倒しする予算
今年の猛暑を受けて国がやっと動いたもので国庫補助金として６，３３６万５千円が交付される。
１２月議会が来週２９日から始まる。
補正予算として小学校でのエアコン設置の予算が２億１，３３０万円（財源として国庫補助金が５，６５６万５千円と学校教育施設整備事業債−借金−が１億１，３１０万円、残りは市の一般財源）で、幼稚園でのエアコン設置の予算が３，１８０万円（財源として国庫補助金が６８０万円と学校教育施設整備事業債−借金−が１，３６０万円、残りは市の一般財源）が計上された。
これは今年の猛暑を受けて国がやっと動いたもので国庫補助金として６，３３６万５千円が交付される。
これで当初、来年度の予算に計上する予定だったのが前倒しとなり今年度予算として計上し、工事は来年度となるため全額、繰り越しされる。
予算措置はできたので、ぜひ今年の夏には間に合うように工事を進めて欲しい。
石田真敏総務相は、「冷房整備にかかる電気代について、１５００校を調査している。来年度から所要額の見込みを（普通交付税に）適切に措置する」と答弁
このエアコン設置に伴う問題を国会で山下党副委員長・参院議員が質しているので紹介したい。
１１月２３日のしんぶん赤旗より。
『日本共産党の山下芳生副委員長は２２日、参院総務委員会で、２０１８年度補正予算に盛り込まれた小中学校へのエアコン設置について、電気料金の増額分を普通交付税で措置することを求めました。
山下氏は、エアコン設置は新日本婦人の会などの運動の成果であると歓迎しつつ、設置に伴う懸念として電気料金の問題を挙げ、「節約のために室温が３０度を超える」「電気使用量が一定を超えると警報が鳴り、校長が冷房を切って回る」などの実態を紹介。
「これでは子どもたちの命を守りきれない、勉強に集中できる環境をつくれない」と述べました。
石田真敏総務相は、「冷房整備にかかる電気代について、１５００校を調査している。来年度から所要額の見込みを（普通交付税に）適切に措置する」と答弁しました。
また、猛暑日の体育の授業や全体行事、災害時の避難所に使用される体育館にエアコン設置が必要であるとして、補正予算の特例交付金以外にも、７割が交付税算入される緊急防災減災事業債が活用できることを自治体に周知するよう求めました。
文部科学省の山��雅男参事官は「活用できることを周知したい」と述べました。』
