活動日誌−服部こうき

【18.11.09】消費税10% 小池書記局長が安倍首相に質す

「ポイント還元」や「商品券」 愚策やめ増税中止こそ一番の対策

11月7日、小池書記局長が安倍首相に対して消費増税の問題を質した。
以下はしんぶん赤旗から。
『消費税増税が家計消費と経済に与える影響は極めて深刻です。
2014年4月に消費税率を8%に引き上げる増税が実施されましたが、その後家計消費はひと月も増税前の水準を上回ったことはありません。

 小池氏は、内閣府が発表している「実質民間最終消費支出」の推移では、東日本大震災後の3年間で震災前と比べて消費は20兆円近く伸びたにもかかわらず、消費税増税後の4年間では2兆円しか伸びていないことをパネル(グラフ)で提示。
「消費税増税は大震災をはるかに上回る消費への打撃になり、いまだに回復していない」と指摘しました。
 小池 こんな時に増税すれば、家計消費への打撃になり景気に深刻な影響を与えることは必至だ。
 首相 (前回の増税が)われわれの当初のもくろみよりも大きく消費に影響を与えたという認識はもっている。

低所得者が2万5000円の商品券を2万円で購入できるようにすると言われている「プレミアム付き商品券」については、いずれ買おうと思っていたものを商品券があるから買う「先食い」などもあり必ずしも新たな消費を生むわけではないと指摘

首相は増税が与える経済への打撃を認める一方で“今回は増えた税収の半分を社会保障として国民に還元する”などと語り、あくまで増税に突き進む姿勢を見せたため、小池氏は「前回も全額社会保障に使うと言っていたが、これだけ(消費は)落ち込んだ」と反論。
政府が景気対策として打ち出している、中小小売業支援策の「ポイント還元」や低所得者支援策の「プレミアム商品券」についてもただしました。

 「ポイント還元」とは、中小小売業でクレジットカードを利用した人を対象にしたものですが、中小小売業ではそもそもカード決済を行っていないところが多いのが実態です。
カード会社が課す手数料は、決済額が少ない中小店舗ほど高いという問題もあります。
小池氏は「こんな制度は中小小売業の支援どころか、大変な迷惑だ」と追及。

さらに低所得者が2万5000円の商品券を2万円で購入できるようにすると言われている「プレミアム付き商品券」については、いずれ買おうと思っていたものを商品券があるから買う「先食い」などもあり必ずしも新たな消費を生むわけではないと指摘。
「商品券を使って買い物をすればレジで『私は低所得者です』と言うようなものだ」との声があがっていることも紹介し、「増税分を戻すぐらいなら、最初から増税をやめればいい。愚策はやめるべきだ」と主張しました。

小池氏は、株式譲渡益や配当益に対する税率が20%に抑えられているために年間所得が1億円を超えると所得税の負担率が下がるという“逆転現象”が起きていると指摘

 複数税率導入で必要となるインボイス(適格請求書)制度も大問題です。
免税事業者はインボイスを発行できず、取引から排除されて存亡の危機に立たされる恐れがあります。
 しかし安倍首相は、インボイス制度導入までに4年間の準備期間と6年間の経過措置を設けることをあげて「事業者への影響を極力緩和できる」などと発言。
小池氏は「影響が出ることは認めざるを得ない。しかし、先送りしても影響はある。中小業者、商店街、雇用契約を結ばずに働いている方も全部対象になってくるわけで、被害が大きく出てくる」と批判しました。

 消費税を押し付ける一方で、株で大もうけしている超富裕層や大企業には優遇税制があります。
 小池氏は、株式譲渡益や配当益に対する税率が20%に抑えられているために年間所得が1億円を超えると所得税の負担率が下がるという“逆転現象”が起きていると指摘しました。
 小池 OECD(経済協力開発機構)や経済同友会も金融所得税率の引き上げを求めている。財務省も検討していたはずだ。なぜ見送るのか。
 麻生太郎財務相 財務省のなかでいろいろ検討させていただいているのは事実だ。
 首相 慎重かつ丁寧な検討が必要と考えている。
 小池 消費税を問題だらけの対策のなかで増税するのではなく、こういったこと(富裕層優遇の税制)を見直すことこそ最優先課題だ。消費税増税の中止を強く求める。』

自民党という政党が誰の立場に立つ政党かがよくわかる

安倍首相は、加計学園の問題の時に「岩盤規制」を打ち破るということをさかんに言った。
しかし、株で大もうけしている超富裕層や大企業には優遇税制に対する金融所得税率の引き上げこそ「岩盤優遇」であり、打ち破るべきものだ。

この消費増税を巡る議論で、自民党という政党が誰の立場に立つ政党かがよくわかる。

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