活動日誌−服部こうき

【18.09.28】静岡県三島市の駅前再開発 総事業費は220億円で市の負担は61億円

この計画は、駅前に高さ99.5mの高層マンションや商業施設などを建設するというものだ

27日の日刊紙赤旗に静岡県三島駅前高層マンション計画で、まちの財産である「湧水が減少 富士山の見える景観が損なわれる」として反対運動が起こっていることが報じられている。

この計画は、駅前に高さ99.5mの高層マンションや商業施設などを建設するというものだ。
この計画に対して「三島駅南口の整備を考える会」の代表は、「高層マンションが建設されれば、三島の財産である湧水が減少し、富士山の見える景観が激変し、三島らしさが失われ、取り返しのつかない事態になってしまう。」と語っている。

さらに市民が心配するのが、再開発という民間事業に61億円も使って、市の財政は大丈夫かということだ。
三島市では、今後30年間で公共施設、道路や河川などの管理費用に毎年47億円が必要とされ、建て替えが急務の市役所本館の建設費用は、80億円かかる。

亀山市 市庁舎の建設は、土地購入も含めれば80億円ともいわれる

三島市は今でも390億円の借金があり、「こんな中で再開発事業が実施されれば、財政破綻だ。」という不安が広がっている。

この市の市長は、「中止させるなら私を殺してからにしてください。」と声を荒げ、応接室に座り込み、打ち首を待つかのように合掌したのがテレビなどで報道されたあの市長だ。

亀山市はどうか。
現在のところ、再開発の総事業費は50億円だが、現在進められている基本設計によってはもっと大きくなる可能性がある。
さらに三島市と同様に市庁舎の建設があり、土地購入も含めれば80億円ともいわれる。
また現在、進められている南崎の認定子ども園計画では、建物だけで10億円、周辺道路の拡幅も入れればさらに数億円かかる。
市道和賀白川線の延伸工事には、7億円の事業費が見込まれている。

三島市と同様に、今後60年間の公共施設、道路や河川などの改修、更新費用に毎年45億円という予算が必要

さらにリニア亀山駅の誘致が実現すれば、100億円近い事業費が必要になるかもしれない。
ちなみに9月議会では、市の答弁で中間駅ができる岐阜県中津川市の駅前整備などの事業費は、85億円という。

庁舎建設に80億円、認定こども園と市道和賀白川線の延伸で20億円ほどかかり、その上、リニア亀山駅前整備に100億円かかるとすれば、まさに財政破綻だ。

もちろん三島市と同様に、今後60年間の公共施設、道路や河川などの改修、更新費用に毎年45億円(2,708.9億円÷60年間)という予算が必要(市公共施設等総合管理計画より)であり、さらに年々被害が大きくなる防災対策への予算も増やさなければならない。

今必要なことは、将来の財政負担を考え大型事業の見直しをすることだ。
その意味でも亀山駅周辺整備事業による再開発事業は中止し、もっと市民や駅前の地権者の合意の得られる内容に見直しすべきだ。

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