活動日誌−服部こうき
【18.09.27】9月議会が終わった 加太の風力発電の中止を求める請願が全会一致で採択、意見書も可決
この請願が提出され委員会での審査が始まる直前に、シーテックが突然亀山市域内での風力発電機の設置は行わないと表明
猛暑の8月末から始まった34日間に渡る9月定例会が昨日終わった。
最終日には、6つの請願が審議されいずれも全会一致で採択され、意見書も全会一致で可決した。
その請願の一つが加太の自然を守る会が提出した「(仮称)ウインドパーク布引北風力発電事業の中止を求める請願書」だ。
この請願では、次の2点を国に求めている。
(1)株式会社シーテックの「(仮称)ウインドパーク布引北風力発電事業」をはじめとする布引山地北部尾根付近への風力発電事業者による事業を中止すること。
(2)住民合意による環境影響評価の進め方への見直しを行うこと。
この請願が提出され委員会での審査が始まる直前に、シーテックが突然亀山市域内での風力発電機の設置は行わないと表明した。
請願者が求めているのは、亀山市域内のことだけではなく、伊賀市、津市のまたがるこの計画そのものの中止であることや環境影響評価を行う上で「住民合意」が前提であることを環境影響評価に盛り込むなどの法改正
これを受けて議会内では、もう請願の趣旨は達成されたので請願は取り上げるべきではないかという声も出た。
しかし請願者が求めているのは、亀山市域内のことだけではなく、伊賀市、津市のまたがるこの計画そのものの中止であることや環境影響評価を行う上で「住民合意」が前提であることを環境影響評価に盛り込むなどの法改正であることからそのままで審査することになった。
結局、教育民生委員会で全会一致で採択され、意見書も委員会提出議案となった。
そして本会議でも全会一致で請願を採択し、意見書も全会一致で可決された。
いよいよ10月21日の市議選告示に向けて各候補が走り出す。
負けてはいられない。