活動日誌−服部こうき
【18.09.09】認定子ども園と図書館は「立地適正化計画」で移転先が決められたのに、市の根幹である新庁舎の位置は「立地適正化計画」にしばられない こんな筋の通らない答弁はない
現在、進めれている南崎への認定こども園の計画と駅前への図書館の移転計画は、ともにこの立地適正化計画が根拠となり、場所が決められている
7日に一般質問をしたが、その前で高島議員が私達議員団の庁舎内での赤旗の配達集金活動について事実ではない誹謗、中傷の発言を繰り返した。
私は直後の質問だったため、冒頭で「高島議員の発言は、事実ではないことが多く、公党や議員団への誹謗、中傷であり、この発言を精査し対応するよう」議長に求めた。
さて一般質問だが、その一つに立地適正化計画を取り上げた。
現在、進めれている南崎への認定こども園の計画と駅前への図書館の移転計画は、ともにこの立地適正化計画が根拠となり、場所が決められている。
理由は、この計画で居住を誘導する区域の一つとして亀山駅を中心とした「亀山中央」があり、この区域に公共施設などの都市機能誘導施設を集めるからだという。
このことは、南崎での説明会でも場所の決定の根拠として述べている。
市の根幹施設である市役所が「極力、誘導されるべき」ということなら地元の反対が強い認定こども園や市民や利用者の意見を全く聴かずに決めた図書館の移転は、「極力」であってこの立地適正化計画にとらわれることはないことになると指摘
立地適正化計画がそのような意図を持ってつくられたのであれば、当然、現在、「亀山中央」にある市庁舎は建て替える場合でもこの区域内でなければこの計画が否定されることになる。
そこで櫻井市長に新庁舎の位置は、この「亀山中央」でなければならないと考えるがどうかと質した。
市長の答弁は「現時点で建設場所は未定」、「新庁舎は同区域内へ極力、誘導されるべきだが、建設候補地の選定や条件などは今後検討する」と答弁した(9月8日の伊勢新聞が大きく報道−上の写真)。
私は、市の根幹施設である市役所が「極力、誘導されるべき」ということなら地元の反対が強い認定こども園や市民や利用者の意見を全く聴かずに決めた図書館の移転は、「極力」であってこの立地適正化計画にとらわれることはないことになると指摘した。
最後に、これほど筋の通らない話はなく、立地適正化計画を根本から見直すよう求めた。