活動日誌−服部こうき

【18.08.17】乗合タクシー制度 特定目的地停留所の条件を大幅に緩和し、142箇所に

医療機関は、市内の医科、歯科は負担金なし

急に秋のようなさわやかな天気になり、随分過ごしやすい。
上着を着て歩いていても暑いと感じないぐらいだ。

今日は、議会全員協議会が開かれ、乗合タクシー制度について市長報告がされた。
1つは特定目的地停留所の負担金の見直しだ。
これまでは公共施設以外の病院やスーパー、金融機関などの民間施設が停留所を設けたい場合は、年間5万円を毎年負担しなければならず、募集をしてもほとんど手が上がらなかった。

そこで今回の見直しだが、1店舗の場合5万円を3万円に引き下げ、初年度のみの負担とし、支店等が2店舗以上の場合は5万円(支店の負担はなし)と大幅な条件の緩和を行った。

さらに医療機関は、市内の医科、歯科は負担金なし。
この理由がふるっている。
『亀山市は健康都市連合に加盟している。市民の健康を支える都市環境を整えることは大事で、診療や各種検診などに利用できる。普段からの健康管理を支えるためにも必要。医科・歯科は民間施設ではあるが、他の施設とは一線を画す。だから負担金は無料。』(要旨をまとめた−服部)

市民や議会の声に押されて少しばかり改善はしたが、この程度の改善で10月から実施できるはずがない

結局、特定目的地停留所は公共的施設(鉄道駅等を含む)が59箇所、商業施設が4箇所、金融機関が31箇所、医院・歯科医院が48箇所の合計142箇所となった。

また自治会などが決める地域停留所は、各自治会1〜2箇所程度で合計270箇所になった。
利用する人の最寄りの地域停留所も当初は、自分が住む所だけの一箇所としていたが、それでは使いにくいと批判が出て何とか「事情により2箇所まで」とした。
しかしバスの停留所を見ればわかるが、公共交通で停留所があっても降りられないというのは聞いたことがない(その上、「事情により」という注釈つきだ)。
これではほとんど利便性の向上にならない。

市民や議会の声に押されて少しばかり改善はしたが、この程度の改善で10月から実施できるはずがない。
やはり10月実施は見送るべきだ。

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