活動日誌−服部こうき

【18.08.11】倉敷市真備町の教訓から学べ 「浸水想定区域図及び周辺の避難所等について」が市HPにアップされたが、その対策は?

倉敷市のハザードマップで予想されたのとほぼ同じ地域で浸水の被害が出た

市のHPに「浸水想定区域図及び周辺の避難所等について」がアップされた。
HPによれば、『浸水想定区域図とは、国や県が洪水予報河川や水位周知河川に指定した河川において、想定し得る最大規模の降雨により河川がはん濫した場合に、浸水が想定される区域と浸水深を示した図です。』とある。

こうした情報は、災害による被害を最小限にするために必要な情報だ。
先日の西日本豪雨で倉敷市真備町が河川の決壊などで広範な地域が浸水被害に遭った。
この時、倉敷市のハザードマップで予想されたのとほぼ同じ地域で浸水の被害が出た。
ところが、こうした予測は出したもののそれへの対策が不十分だったため、折角の予測が生かせなかった。
このことが真備町から学ぶべき教訓ではないか。

この浸水地域には、文化会館、御幸地区コミュニティセンター、児童センターなどが含まれる

亀山市で鈴鹿川が氾濫した場合の浸水予測を見てみる。
御幸地域の場合は、浸水の深い所で3〜5m、その他の所でも1〜3m、または0.5〜1m浸水するとされている。
この浸水地域には、文化会館、御幸地区コミュニティセンター、児童センターなどが含まれる。
亀山市のハザードマップでは、これらの地域の人達は旧国道1号線を歩き、南崎町の第1愛護園へ一時避難してその後、亀山西小学校(指定避難所)へ避難するようになっている。

これでいいのだろうか。
亀山は坂道が多く、御幸から指定避難所へ行くのに坂の連続だ。
高齢者が本当に移動できるのか疑問だ。
いずれにしても水害の場合は高い所へ避難する必要があるので坂道は避けられない。
しかし、同じ坂道でも例えば旧国道1号線を東に歩き、亀山高校の下から亀山東小学校(指定避難所)へ行く方が距離が短いのではないか。

もう一つ、浸水マップで気になったのが旧国道1号線沿いにある消防本部と亀山警察署がともに1〜3mも浸水することだ

まだまだ検討の余地はありそうだ。
私の住んでいる南野町は、浸水こそ免れるが地震などの場合は、指定避難所が西野公園体育館であり大変遠く、高齢者や障がいのある人には困難な距離だ。
この場合も距離だけで言えば、京口坂を登って城西コミュニティセンターや亀山中学校(両方とも一時避難所)へ行く方が近い。

もう一つ、浸水マップで気になったのが旧国道1号線沿いにある消防本部と亀山警察署がともに1〜3mも浸水することだ。
車の出動を含め、機能するのだろうか。
すぐに高台に建て替えることはできないが、浸水を想定した対応が求められる。

机上の予測ではなく、実践を想定した対策が必要だろう。

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