活動日誌−服部こうき

【18.07.18】広島で起きた土砂災害の原因は真砂土(まさど)だったとの指摘 加太も花崗岩が風化した真砂土がある 風力発電機設置の危険性

南部では花崗岩類が多く分布

西日本を襲った豪雨被害の問題点が色々と明らかになってきた。
その一つが広島の安佐北区の土砂災害が、この地域の地質の特徴である花崗岩が風化しできる真砂土が引き起こしたという指摘だ。

以前にもこのHPで書いたが、加太で計画されている風力発電もこの真砂土が問題となる。
過去に書いたHPの記事から。

2016年10月29日
『少し古いが1981(昭和56)年に当時の通商産業省(現在の経済産業省)工業技術院地質調査所が出した「亀山地域の地質」というのがあり、この現地調査には当時の関町役場の職員も協力したとある。

これによると鈴鹿山脈は主として「古生界(古生代にできた地層・岩体)と花崗岩類からなる」とし、「南部(亀山はここに属する−服部注−)では花崗岩類が多く分布」しているとされる。
花崗岩は鉱物結晶の熱膨張率が異なるため、温度差の大きい所では粒子間の結合が弱まり、表面がぼろぼろになりやすい(風化しやすい)とされる。』

二つの記事から言えることは、こうした危険性の多い地質の所にわざわざ巨大な風力発電機を設置する理由はないということだ

もう一つは、最近アップした「加太の風力発電 経済産業省の環境審査顧問会風力部会で審議された」という記事だ。
『顧問から「全域が(風化した)花崗岩のような形になっている」との指摘に事業者は「全域が風化して真砂土(まさど)化しているとという風には考えていない。調査して風化が進んでいる箇所については回避」と答えている。』

この回答は少しおかしい。
なぜなら「調査して」と答えているのは、まだ調査していないということなのに、最初に「真砂土化しているとという風には考えていない」と根拠もなく否定している。

二つの記事から言えることは、こうした危険性の多い地質の所にわざわざ巨大な風力発電機を設置する理由はないということだ。

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